主催 | 情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 |
開催日 | 2020年12月1日(火)〜 12月2日(水) |
開催場所 | オンライン |
問い合わせ先 | 尾上 浩一(富士通) |
Email: <onoue.koichi あっと fujitsu.com> | |
(”あっと”を”@”に直して下さい) |
コンピュータシステム・シンポジウムは、情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会が中心となり開催しているシンポジウムで、1987年(昭和62年)11月に第1回を開催して以来、今年で32回目の開催となります。本シンポジウムは、年々著しい勢いで変化を遂げる基盤ソフトウェア技術の分野で、最新の話題や斬新なアイデアについての議論の場を提供してきました。特に、現代社会を支えているITインフラストラクチャにおけるオペレーティング・システム、システムソフトウェア、仮想化技術、実装技術、応用技術に関する、最新の研究成果や有用性の高い実装・開発事例に関する論文が発表されてきました。
本シンポジウムでは、研究をより発展させてもらうことを期待して、投稿論文に対してプログラム委員会からのコメントフィードバックを得られる機会を提供します。また、タイムリーな内容に関する招待講演やチュートリアルに加えて、これまでに本研究会で発表された後に国際会議やジャーナル論文として成果を収めた研究についての招待講演などの企画をすすめています。以上により、日頃の研究成果の発表と意見交換を行う場を提供したいと考えています。
本シンポジウムの主たるスコープは以下の通りですが、システムソフトウェアに関するものでしたらこれに限りません。
【カテゴリ1】一般論文(コメントフィードバックあり)
投稿された論文に対してコメントフィードバックを行います。論文の内容を考慮し、プログラム委員会が専門性の高いコメントを返します。コメントフィードバックは査読ではありません。研究内容を洗練させるためのものですので、返されたコメントは今後の研究にお役立てください。なお、ComSysでの発表にコメントを反映する義務は生じません。 通常の研究発表会にはない貴重な機会ですので、積極的な利用を推奨します。
【カテゴリ2】一般論文(コメントフィードバックなし)
通常の研究発表会と同様に、コメントフィードバックなしの論文を投稿することができます。投稿者の利便性に配慮し、論文の登録締切を投稿締切の1週間前とし、カテゴリ1よりも投稿締切を4日延長します。
【カテゴリ3】口頭発表(概要のみ)
概要の投稿のみで口頭発表を行うことができます。萌芽的な研究や現在進行中の大型研究プロジェクトの内容、概ね過去一年以内に国際会議やジャーナル、プレプリントサーバ等で発表した研究内容などをコミュニティに紹介し、ディスカッションするための発表を想定しています。
【カテゴリ4】ポスター・デモ発表
(実施方法の詳細については検討中です。)
参加者とのディスカッションをインタラクティブに行うことができます。他のカテゴリに投稿された場合も、ポスターでの同時発表を推奨します。
【カテゴリ1】 一般論文(コメントフィードバックあり)
【カテゴリ2】 一般論文(コメントフィードバックなし)
【カテゴリ3】 口頭発表(概要のみ)
【カテゴリ4】 ポスター・デモ発表
すべてのカテゴリへの概要登録および投稿はEasyChairを使用します。 こちらからお願いいたします。
一般論文については、論文の概要登録締切日までに、タイトルと概要を投稿ページより登録してください。その後、論文投稿締切日までにPDF形式で作成した論文をアップロードして下さい。また、下記に案内する事前参加登録を11月24日(火)までに済ませてください。
投稿論文は、情報処理学会の研究報告原稿のフォーマットに従ってください。所定のスタイルファイルを用いるものとし、スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください。規定のフォーマットに従っていない論文は受理しないことがあります。
シンポジウム論文集には、カテゴリ1(一般論文・コメントフィードバックあり)およびカテゴリ2(一般論文・コメントフィードバックなし)の論文のみを掲載します。
シンポジウム論文集は完全オンライン化となっており、電子図書館(情報学広場)に掲載されます。紙の論文集は発行しません。なお、シンポジウム論文集はシンポジウム開催日の1週間前に公開されます。特許等の関係で公知日を考慮する必要がある場合はご注意ください。
投稿される論文の著作権の取り扱いは、「情報処理学会著作権規程」に従います。
コメントフィードバックありの一般論文(カテゴリ1)では、どのようなコメントが欲しいかをリクエストしてください。たとえば、
などなど、研究の進捗に応じて、コメントが欲しいポイントを明記してください。それに沿ってOS分野の一線の研究者がコメントをお返します。また、国際会議や論文誌といった将来の投稿先に応じたコメントもフィードバックいたします。コメントフィードバックが不要な方はカテゴリ2で投稿してください。
カテゴリ4のポスター発表へ申し込む場合には、発表するポスターの内容を論文形式にしたものを以下の形式で準備してください。
論文発表される方、ポスター発表の方、聴講のみの方、いずれも参加登録が必要です。こちらの登録サイトからお願いいたします。
区分 | 会員の別 | 事前申込(〜11/24) | 通常申込(11/25〜12/2) |
一般 | 情報処理学会 OS研究会 登録会員 | 12,000円 | 16,000円 |
情報処理学会 正会員 | 15,000円 | 19,000円 | |
非会員 | 19,000円 | 23,000円 | |
学生 | 無料 | 2,000円 |
ACS 論文誌 において、ComSys との連携号は企画されておりませんが、ComSys でコメントフィードバックを希望された場合には、後日、ACS 論文誌に投稿した際にできるだけ同じ方が査読者になるように配慮します。このような緩やかな連携により、査読の精度が向上し、ACS 論文誌に採録されやすくなることが期待できます。
本シンポジウムの前日(11/30)には BitVisor Summit 9 が開催されます。