情報処理学会ホームに戻る
最終更新日:2004.4.27

理事会・総会報告

 

第495回理事会 

日  時  平成16年3月25日(木)18:05〜21:05

会  場  化学会館会議室(601号室)

出 席 者  益田会長、安西、松田 各副会長、石田、上原、喜連川、都倉、中田、丸山、宮部、村上、山本、植村、筧、菊池、佐々木、下條、田中、萩谷、増井 各理事、吉澤 監事
(委任状による出席)鈴木 監事
(欠席)湯淺 理事
(事務局)湖東事務局長、三田、中田

定足数(定款に基づく定足数:14名)   出席理事数(含む委任状):20名

議  題

1.承認事項  

1-1.平成16年2月20日から平成16年3月18日までの入退会状況の報告があり、同期間の個人会員150名の入会を承認した。(※以下、3月18日現在の会員数)

 名誉会員:38名、正会員:22,349名,学生会員:2,152名,準会員:49名

 個人会員計:24,588名  賛助会員: 355社(480口)

1-2.平成16年2月の一般会計収支状況を承認した。

1-3.平成16年度役員・代表会員選挙集計結果を承認した。

 (1)役員選挙結果(敬称略)(投票総数5,618票、有効5,557票、無効61票)

  • 副会長(1名選出):白鳥則郎(東北大)
  • 理事A(5名選出):久世和資(日本IBM)、竹林洋一(静岡大) 、土井美和子(東芝)、西田豊明(東大)、本位田真一(情報学研)  (次点:岡田謙一(慶大))
  • 理事B(5名選出):小橋喜嗣(NTT)、下間芳樹(三菱電機)、松本裕治(奈良先端大)、丸山文宏(富士通研)、山田敬嗣(NEC)  (次点:諏訪 基(身体障害者リハビリセンタ))
  • 監事(1名選出):阪田史郎(NEC)  (次点:岩野和生(日本IBM))

 (2)代表会員選挙結果(投票総数5,281票(内 不信任投票数250票))
   信任:全候補者127名

1-4.平成16年度支部総会日程および支部総会に出席する担当理事を承認した。

1-5.中国支部20周年記念事業の支援金申請を承認した。

1-6.平成15年度功績賞として、次の3名の選定を承認した(敬称略)。

当麻喜弘    鶴保征城    棟上昭男

1-7.(欠番)

1-8.平成15年度業績賞として、次の3件の選定を承認した(敬称略、「 」内は貢献業績、*は貢献者代表)。

  • 「大規模並列ベクトル計算機・地球シミュレータの開発」
    *佐藤哲也、北脇重宗(海洋科学技術センター)、横川三津夫(産総研)、 平野 哲(海洋科学技術センター)、松本 寛(NEC)
  • 「第3世代移動通信網に適用するモバイルインターネットプロトコルの研究開発と標準化」
    *高橋 修、稲村 浩、石川憲洋(NTTドコモ)、藤野信次、原 政博(富士通研)
  • 「カーナビゲーション向け超大語彙・耐騒音音声認識技術の実用化」
    *岩崎知弘、成田知宏、花沢利行、中島邦男(三菱電機)

1-9.平成15年度研究開発奨励賞として、次の3名の選定を承認した(敬称略、「 」内は研究開発の対象)。

  • 原 隆浩(阪大) 「高度ネットワーク環境におけるデータベースシステム構築 技術に関する研究」
  • 菊池浩明(東海大) 「プライバシー保護技術の研究開発」
  • 松原繁夫(NTT) 「電子商取引のためのメカニズム設計に関する研究」

1-10.平成15年度論文賞として、次の10編の選定を承認した(敬称略、「 」内は対象論文)。

  • 「位相的特徴量に基づく平面ポリオミノ箱詰め問題の解法」  村井保之(神奈川工科大)、巽 久行(筑波技術短大)、徳増眞司(神奈川工科大)
  • 「SDIモデルに基づく局所同期型非同期式VLSI設計方式」  今井 雅、Metehan Ozcan、南谷 崇(東大)
  • 「OmniRPC: グリッド環境での並列プログラミングのためのGrid RPCシステム」  佐藤三久、朴 泰祐、高橋大介(筑波大)
  • 「PostgreSQLを用いた多機能なXMLデータベース環境の構築」  油井 誠(NEC情報システムズ)、森嶋厚行(筑波大)
  • 「部分ゲームの解析結果を用いたカルキュレーションの戦略」  田中哲朗(東大)
  • 「固有表現抽出のためのSVMの高速化」  磯崎秀樹、賀沢秀人(NTT)
  • 「符号付き距離場の一致による複数距離画像からの形状モデル生成」  増田 健(産総研)
  • 「MPLSを用いた広域分散IXの実現」  中川郁夫(インテック・ネットコア)、江崎 浩(東大)、菊池 豊(高知工科大)、永見健一(インテック・ネットコア)
  • 「サイドチャネル攻撃へのウィンドウ法を用いた防御法に対する2階電力差分攻撃」  桶屋勝幸(日立)、櫻井幸一(九大)
  • 「Threshold Ring Signature Scheme Based on the Curve」 Hidenori Kuwakado,Hatsukazu Tanaka(Kobe Univ.)

1-11.研究会主査、幹事の交代を承認した。

1-12.コンソーシアムの運営手続きの制定を承認した。

1-13.シンポジウム等の開催申請1件および終了報告11件を承認した。

1-14.国内会議協賛・後援等10件を承認した。

1-15.国際会議協賛・後援等2件を承認した。

1-16.国際会議SAINT2003の終了報告を承認した。
※期日:2003年1月27日〜31日、場所:米国オーランド市、参加者:211名(内海外43名16カ国)

■2.審議事項

2-1.企画政策委員会から理事会への提言として提案された「平成15年度学会運営に関する検討報告書」について、審議の結果、特に16年度実施に向けて提言された、(1) 実務家に向けた具体的な活動としての技術応用フォーラムの創設、(2) 英文論文誌の発行、を提言を踏まえつつ推進することとした。また、その他の提言内容についても、対応可能なものは順次、検討のうえ推進する。

2-2.平成16年度事業計画(3次案)について、審議の結果、一部修正したものを最終案とすることとした。

2-3.平成16年度一般会計予算(最終案)について、審議の結果、提案通り決定した(最終収支差:8,380千円)。

2-4.平成16年度規格会計予算について、審議の結果、一部修正したものを最終案とすることとした。

2-5.総務財務運営委員会から提案された収支改善のための今後の課題と検討依頼について、審議の結果、項目ごとに検討状況を報告することとした。

2-6.平成15年度事業報告(2次案)について、審議の結果、年度末の状況に更新した内容を最終案とすることとした。

2-7.IEEE-CSとの共催の新たな国際会議の提案について、審議の結果、引続き検討することとした。

■3.報告事項

3-総務-1.平成16年2月期開催会議(理事会・総会:1回、編集委員会等 :32回,研究会・運営委員会等:15回,情報規格調査会:38回)

3-総務-2.第16回総務財務運営委員会 

3-総務-3.平成17年度科学研究費審査員候補者の情報提供

3-総務-4.日本学術会議3研連代表と電気情報関連学会役員連絡会

3-会誌-1.平成16年3月広告目標獲得額および進捗状況報告

3-会誌-2.第73回会誌編集委員会

3-会誌-3.第25回歴史特別委員会

3-会誌-4.第44回英文図書出版委員会

3-会誌-5.平成16年度会誌編集委員

3-研究-1.第293回論文誌編集委員会(幹事会) 

3-電子化-1.オンライン投稿システム

3-事業-1.第66回全国大会終了報告

3-事業-2.連続セミナー2004進捗状況

3-事業-3.第19回FIT推進委員会

3-規格-1.情報規格調査会(四半期)活動報告

3-規格-2.第194回規格役員会

以上