学会員および社会に対して、情報処理に関する最新の生きた情報を発信し、交換する場、および人と人とのフェースツーフェースの交流の場として位置づける。 |
3.1問題
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- 参加者の低迷。
- 学生の発表の場となっている現状では産業界にとっては魅力がない。
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3.2改革案
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- 従来の「学生の発表の場」の大会から、「有用な情報提供・議論の場」としての開催とする。具体的には、大会企画の内、2/3をパネルや招待講演、チュートリアル等のホットな話題・最新情報提供等の有効な議論の場とし、残り1/3を一般講演とする。また、プロダクトの展示、コンテストの実施などを積極的に行って、会員が多様に楽しめるフェスティバル化を推進する。
- 一般発表の時間枠が削られる点は、ポスター発表や、座長等による発表セレクト等で対処する。
- 開催は年1回とする。
- 学生の論文発表の中心は支部大会に移す。
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3.3議論
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(Q) 学会入会者の中には全国大会で発表できるからという動機を持つ人がかなりいるではないか。 |
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- (A) 情報の供給と需要のバランスを再度見直す必要がある。質の低い発表ばかりでは、参加者の質の低下を招き、全国大会が労力と経費の無駄遣いになってしまう。現実に、全国大会の招待講演の出席者がわずかであったり、会場にセッションの発表者と座長しかいないという事態が起きている。
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