11月号(Vol.47 No.11)へのご意見

Vol.47 No.11へのご意見

今月の会員の広場では,11月号へのご感想・ご意見を紹介いたします.まず,特集「Web2.0の現在と展望」については,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.

 
■Webが新しい進化の段階に来ている現在,「Web2.0」のテーマを特集され,興味深く読みました.新しい時代に入りつつあるWebの世界において,「Web2.0」はコミュニティ情報基盤の原動力となることを改めて認識しました.また,ロングテール論のビジネスモデルについても,Webの進化に伴いこれからは非常に注目すべき考えであると思います. (佐埜好英)
 
■世間では,Web2.0が大流行で,少々食傷気味です.私にとっては,新鮮味がない特集でした.学会誌では,一般のメディアに取り上げられないような記事を読みたいと思います.本質を問い直し,議論を呼び起こすような場になってもいいのではないかと思いました. (根津芳香)
 
■Web2.0の特集を興味深く読みました.特に,情報処理分野と社会学分野のコラボレーションが活発になっていることを実感できました. (江木鶴子)
 
■世間を騒がせているWeb2.0について,的を射た内容となっており,読み応えがあった.特に「Web2.0とは何か」は大変刺激になった. (平川正人)
 
■最近,世間の耳目を集めているWeb2.0について,専門的でありながらも,理解しやすい論考が多く,大変参考になりました. (水野光朗)
 
■Web2.0について「参加」の概念などを論じておられるご論考がありますが,学会誌で扱われるのですから,国内でかなり以前から論じていることなどをご調査の上でご記述になられませんと,学会としての権威が低下するのではないかと懸念いたしました.貴誌とされましては,内容はご執筆者にお任せのことと存じますが,ご閲読など編集委員会としての役割もおありなのではないかと存じました. (稲垣耕作)
 
■検索エンジンに2人の人間を入れると,その2人が共通に含まれるページが出ることを利用して,検索エンジンによる社会ネットワークの抽出の研究が行われていることを知って,興味深かったです.ただし,このような研究が可能であるということは,Web上に情報がある学術関係者等については,検索エンジンを使えば誰にでも人間関係まである程度分かってしまうということです.ということは,悪意のある人間に人間関係等を調べられて,何らかの犯罪に巻き込まれる可能性もないとはいえず,少々考えさせられました. (匿名希望)
 
■Web2.0についてはマスコミで話題になり,もてはやされているが,新聞・テレビでの扱いは内容が浅かった.今回の特集で,Web2.0の定義を復習することができ,また,一歩進んだ内容に触れることができた. (匿名希望)
 
■AmazonやGoogleがロングテールにも着目したビジネスモデルを構築しているとの紹介は,よく知られたことなのかもしれませんが新鮮でした.また,日用品の需要(現実)がジップ分布(理論)にきれいに従っているのには驚きました.(匿名希望)
 
■少し前までは,学会が社会を(誤った方向であっても)リードしていると思われていたと感じるが,今は,社会の動きに引っ張られていると感じます.Web2.0も現実が先行しています.その一方,IT の先端にあるはずの学会が一番,情報処理が遅れているという現実.冒険であっても先端を走ってみるのはどうでしょうか? 参考になる記事は多いですが,学会誌という視点で疑問を感じています. (匿名希望)
 
■Web2.0に関する特集を楽しく読ませていただきました.利用者参加型による情報の創生が容易に成し遂げられることの社会的インパクトは,大変大きなものだと思いました.このようになると特定コミュニティの共通認識の確立に要する時間も大幅に短縮されるでしょうから,集団として極端な方向に向かわないことを祈るのみです. (匿名希望)
 
■Web2.0特集は,記事の数の面からも,また,各記事が実例を交えて大変丁寧に解説されており,タイムリーで充実したものでした.現在進行形でどんどん進化している分野だと思いますが,記事を増やして単行本を出版されてはいかがでしょうか? (匿名希望)
 
■Web2.0の特集は,自分の頭の中でぼんやりしていた部分が何であったのかを考えさせられるきっかけになり,大変参考になりました.これからも,このような新潮流を解説するような特集を組んでいただくことを希望します. (匿名希望)
 
連載「グリッドとSOAからみるWebサービス標準技術『WSDLとWS-ResourceFramework−Webサービスのインタフェース記述と実装の概要』」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■詳細にまで解説されており非常に有益な記事だと思いますが,内容理解が難解になってきているように思いました.(平島大志郎)
 
連載「これからの情報処理学会」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■「これからの情報処理学会」の提言のなかで,特に学会SNSの提案は良いなと思います.研究者社会の広がりと連携が深まる仕掛けと感じます.会員としては,学会はもっと手軽で最高の情報提供者になってほしいと思います.高等教育だけでなく教育のさまざまな場面で参考資料になるような,そんな資料を,最高の技術で提供する場になってほしいと思います.それに触れることにより,情報処理の世界に興味を持つ人が増加するのではないでしょうか.発信するコンテンツを作り上げるには大変な時間が必要であるだけに,地道な活動ではありますが,学会員を超えた広がりが学会にもたらされる近道のように思います. (江木鶴子)
 
■非常に興味深く読むことができました.特に学会の研究者間によるSNSは非常に大きな変化を起こす可能性を秘めていると思います. (平島大志郎)
 
■IT産業の変化は早い.素晴らしいコンセプトであるIPSJ2.0も,早く実現することに意味がある. (鹿島鉄雄)
 
■両編とも興味深く読ませていただいた.ただ,なぜ同一号に2編掲載されているのか? (匿名希望)
 
コラム「オープンソース事情『OSS人材育成』」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■OSSを基礎技術として見直した教育は技術者と研究者を生み出し,OSSで育った人材は非OSSへの転換が可能だが逆は難しい,との指摘に納得しました.企業によっては業務時間の数割をOSSの活動に割り当てると決められているところもありますが,社会活動の中において具体的なOSSの人材育成や活動に関する記事を要望したく思います. (平島大志郎)
 
■OSSにきわめて強い関心を寄せている情報工学科の学部学生がいます.学部学生にとって,学会というと敷居の高い存在であるらしいので,OSSの連載記事をコピーして渡して,少しでも本会に関心を寄せてもらえるよう工夫しています.会員数の減少が指摘されている昨今,地道ではありますが,新世代の会員を増やす一助となれば,と願っています.(水野光朗)
 
その他の記事に関しては,以下のようなご感想をお寄せいただきました.
 
■今月号に限らずいろんな出版物においても,アーキテクチャという言葉が多く使われ,どうも多様で広い意味を持たせて述べられているようです.一読者として,ぜひ分かりやすい言葉で表現をお願いしたい.「アーキテクチャ」のように,多様で広い意味を持たせて使うのでなく,分かりやすく限定した意味のもと,できれば日本語になるようにしていただきたい.このことが,情報処理学会の活動においてもとても重要で,日本の国際化にも有効と思います. (山田圀裕)
 
会誌の内容や今後取り上げて欲しいテーマに関して,以下のようなご意見やご要望をお寄せいただきました.今後の参考にいたします.
 
■BPM(Business Process Management)の特集をお願いします.特にBPMN(Business Process Modeling Notation)はDFDよりも直感的で分かりやすく,教育にも使えそうに思います.(黒田幸明)
 
■SNSでのコミュニケーションがどのように形成されているのか,興味深いものがある.Web2.0で個人どうしのコラボレーションが爆発的に広がり始めている.SB(ソーシャルブックマーク)が増える法則も興味深い.学会の研究会のSNSがあるのであれば,ぜひ紙面で紹介してほしい. (匿名希望)
 
■PLC(電力線搬送通信)の標準化について取り上げてほしい.(匿名希望)
 
 
 
 
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