1月号(Vol.48 No.1)へのご意見

Vol.48 No.1へのご意見

今月の会員の広場では,1月号へのご感想・ご意見を紹介いたします.まず,特集「安全と安心のための画像処理技術」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.

 
■私自身もとても必要性を感じている重要かつ魅力的な技術だと思います.この先進的な技術を実際に動作させた結果と共に詳細に説明されていて,とても興味深く拝読させていただきました.また,技術者としてつい技術に注目してしまいがちですが,監視システムの運用における法的問題点・社会的な面での難しさ・現状も知ることができました.(匿名希望)
 
■技術の表向きの良さを追求するのは技術者として当然だが,想定外の裏面性があることに留意すべきではあるまいか? たとえば衝突しない車だと思って買った人が事故を起こすと,買った人だけの責任と言い切れるだろうか?(匿名希望)
 
■最近画像処理技術を応用した製品が見られるようになってきましたが,まだ完成度は低いようです.安全上有効な分野も多いので,実用に耐える製品が早く普及することを願っています.(匿名希望)
 
■テーマの選び方,目の付け所がよいと思った.個別の記事については時間の制約と自分の専門との乖離から理解し評価できるまでいたらなかったが,「編集にあたって」に各記事の紹介があるので概要だけでもつかめたことがよかった.(匿名希望)
 
■「人物を認識することの法的問題点〜監視カメラシステムの設置運用基準〜」について:情報処理学会の多くの記事は情報処理技術の開発に関するものやその利用に関するものである.一方,その法的,倫理的側面を考察した記事は少なく,この点から,本記事を興味深く拝読した.今回の記事は著者の試論と断り書きがあるということから,まだまだ法整備が進んでいないのだということも垣間見ることができた.我々の住む社会は今後ますます情報化されていくことは間違いなく,技術開発を行う我々も法的なことを理解しておく必要がある.(匿名希望)
 
■「画像によるエレベータ内異常検知技術」を興味深く読ませていただいた.数式が登場するので理解に苦しんだが,昨今の世界には必要な技術と思われ,本技術が犯罪検出・防止に大いに役立ってくれることを
願う.(匿名希望)
 
■「画像認識を用いて安心を提供する情報セラピー」について:あくまでも,「高齢者(特に認知症者)およびその介護者にとって安全,安心度の増すシステム」という原点をはずさないようにすることが大切だと思う.刺激を提示して集中力を維持させるというのが認知症者自身にとって望む方向なのか,かえって無理強いをしているのではないかなどという観点での十分な論議が必要かと思う.去年の記念シンポジウムの妖精論文にあったような,見守りの視点があるといいのかなあと思いました.(岩本茂子)
 
■「画像認識を用いて安心を提供する情報セラピー」について:認知症の祖父をみとった経験があり,現在も実家に高齢の祖母がいるため,介護者の負担を軽減するシステムには非常に興味があります.このようなシステムが今後さらに発展していくことを期待しています.(匿名希望)
 
■「鉄道と乗降客の安全を確保する画像認識技術 ─踏切,ホーム端からの転落防止─」について:かつては私もこの分野の研究に携わっていましたが,最近の動向,技術的な進展が伺え,大変興味深く読ませていただきました.(菊地 誠)
 
連載「これからの情報処理学会」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■「選ばれる論文誌を目指して」について:日本国内からの投稿よりも海外からの投稿が多くなるよう施策を講じたらどうでしょうか? たとえば,論文誌,会誌はもとより,全国大会から研究会にいたるまで,すべて英語を公用語とする.学生会員であっても,研究会での口頭発表は英語の使用を義務付けるなど.このように強く感じるのは,JABEEがワシントンアコードに加盟することで,情報工学・情報学も世界的な標準化の流れに従うことが必然となったからです.(水野光朗)
 
■「産学連携と情報処理学会」について:半導体企業からは情報処理学会は縁遠い雰囲気がある.組み込みソフトウェアが注目を集めている昨今,もう少し身近で企業活動に役に立つものになることを期待する.厳しい制約と技術の進化に追随が必要な開発現場からは論文中心の学会活動では間延びした感が否めない.(匿名希望)
 
■このシリーズを楽しみに読んでいます.テクノロジーの発展に伴って,できることも変わってきているはず.電子化・情報化や新しい試みの実践の場として,会員全体が参加していけるチャンスと考えています.(折田明子)
 
■「選ばれる論文誌を目指して」について:著者からは査読期間の短縮が求められるが,ボランティアで査読を実施していただいている方々の苦労を考えると,なかなか短縮できないのも理解できる.論文誌ジャーナルでは,年々査読期間の短縮ができているとのことで,本当に関係者の方々の努力に感謝したい.(青木道宏)
 
■論文誌をどうするか,産学連携がどうあるべきかは重要な問題だと思っています.本誌が情報共有や議論の場になることを期待しています.(匿名希望)
 
報告「第17回全国高専プログラミングコンテスト同行の記」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■私自身も高専プロコンに参加していたことがあるので,本誌で取り上げられたのはよいことだと思う.認知度が高まる方が,学生としてもやる気が出ると考えます.(匿名希望)
 
■審査方法が非常に教育的,実践的で感激しました.(黒田幸明)
 
その他の記事に関しては,以下のようなご感想をお寄せいただきました.
 
■コラム「標準化よもやま話『ビジネスと国際標準,その合意形成』」について:組織と個人,本当のコミュニケーション能力とは何か,を改めて考え直す必要を感じた.(根津芳香)
 
■解説「リビングから始めるユビキタス−情報家電インタフェース」について:構文解析,意味解析など私が関係する自然言語処理のトピックが扱われていたため抵抗なく読めた.情報家電における自然言語処理の位置づけが分かり,ためになった.(匿名希望)
 
■報告「IEEE Computer Society 60周年記念式典報告」について:NHKの番組“プロジェクトX”が終了して久しい.ITの世界でも,穂坂衛先生のように活躍された方々の生き様を会誌で紹介していくのは,若きITエンジニアたちへの励みになると思います.(鹿島鉄雄)
 
会誌の内容や今後取り上げて欲しいテーマに関して,以下のようなご意見やご要望をお寄せいただきました.ご意見をいただきました.
 
■WiMAX環境が普及すると既存の通信環境が大幅に変わると思います.そのときのサービスについて,ソフトウェア面から見た特集を希望します.(黒田幸明)
 
■ソフトウェアテストの技法の最前線をレポートしていただきたいと思います.例)便利なソフトの紹介等.(匿名希望)
 
■今月号は,正直,読み応えがあって非常に内容の濃いものでした.ページサイズについては,コンパクトにまとめられている記事のほうが,要点もはっきりし,今の時代の読み手にとっては望ましいのでは,と感じました.(平川正人)
 
■最近立ち上がった,暗号モジュール認証制度について取り上げてほしい.(匿名希望)
 
 
 
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