2月号(Vol.48 No.2)へのご意見

Vol.48 No.2へのご意見

今月の会員の広場では,2月号へのご感想・ご意見を紹介いたします.まず,特集「社会の未来を拓くネットワーク情報共有空間」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.

 
■「情報共有空間における協同」について:この記事はこれまでの研究の流れを踏まえた枠組提案であり,グループウェアシステム開発者に対する理論的基盤を与える貴重な成果です.コーディネーション理論など他の理論的枠組との位置づけが分かりにくかったので,この点を明確にして,研究会等でご発表いただきたいと希望します.(匿名希望)
 
■「情報共有空間における協同」について:結語の「協同には技術指向ではなく人間指向が重要」に賛成です.(岩本茂子)
 
■「情報共有空間のためのウェアラブルコンピューティング」について:塚本昌彦教授の活動には興味があるが,具体的な成果例が一般にはあまり認知されていないと思う.一般に使用可能な機器類のセットがあれば面白いと思う.ウェアラブルコンピューティングに関する追加のレポートがあればよいと思います.(匿名希望)
 
■「情報共有空間としての新しいWebの胎動」について:コンピュータは集中と分散の歴史を繰り返してきた.Webはバーチャルな集中であるが,物理的には分散である.これからは,集中・分散という言葉は死語になるかもしれない.(鹿島鉄雄)
 
解説「センサはWebを超える 省力化から知覚化へ」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■結構衝撃的でした.「『ライフ顕微鏡』による約3カ月の活動度データ」(図-8)は鳥瞰図的な新しい視点で新鮮でした.(岩本茂子)
 
■とても読み応えのある記事でしたが,誤植を見つけてしまいました.Coveyの著書は『7つの週間』ではなく『7つの習慣』です.(根津芳香)
 
■面白く拝読しました.センサで自分の行動記録等を自動的に収集・知覚化できるようになると,仕事に費やしている時間や余暇時間などの総時間数やその配置の把握が容易になり,その適正配分・配置などの計算に役立てることができるかもしれないと感じました.それにしても,センサからの大量のデータをどのように分析・知覚化するかが今後の大きな課題となりそうですね.(匿名希望)
 
■朝晩の体重測定ダイエットと,1日の時間の使い方をチェックする「時省簿」は私も試したことがあるので,「センサによる知覚化の実例」にあげられた著者による実際のデータが興味深かったです.ただ,前半部分の「これをさらに超える変化を今後10年に起こすのがセンサとそのネットワークである」等,まだ起きていない未来の事柄についての断定的表現や,新たなセンサの登場によってもたらされるであろう変化を「カンブリア紀」に例える部分などには少々アクの強さも感じられました.(匿名希望)
 
■「センサはWebを超える」という挑戦的なメッセージが与えられた同記事は大変興味深いものでした.自分の関心事とクロスしていることもありますが,ライフロングデータの活用に今後の情報処理の流れを見たような気がしました.(平川正人)
 
連載「「情報学を創る」ー科研プロジェクトがめざしたもの『コンテンツの生産・活用に関する研究ー科研「情報学」プロジェクトのコンテンツ研究を振り返ってー』」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■先日,東大で開催されたT-FaNT07というフォーラムで話し合われたことと重なるところがあり,講演の内容とあわせて理解が深まった.Kiwiについては意識していないが,よく用いられる表現を抽出するのに役立ち,言語研究にとても有益なシステムだと思う.(匿名希望)
 
■「科研」は,大学の研究者にはなじみのあるものですが,企業の方には必ずしも身近なものではないようです.「科研」それ自体の説明もあったほうがよかったのではないかと思いました.JABEEについても,科研と同じようなことがいえ,中小企業の方には必ずしも知られているとは限らないような印象を持っています.中小企業向けに分かりやすくJABEEの意義を説明する必要があると感じています.(水野光朗)
 
連載「これからの情報処理学会『IT実務者への展開ー英国学会に見る産学活動とビジョンより』」につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■BCSの存在は知っていましたが,その実態は初めて知りました.また,会員数の増加には驚きでした.ただ,日本の場合,情報処理技術者試験等の資格試験は学会とはリンクしていないので,情報処理学会独自の方策を探っていかなければならないのでしょう.(匿名希望)
 
■この記事は,学会そのものについて分析したもので,今までの貴誌にはなかったタイプの論考であると思う.残念だったのは男女比に言及されていない点である.女性の理工学系への進出が進んでいる今,この観点から,英国と日本ではどのような違いがあるか知りたかった.(匿名希望)
 
■英国学会の活動は,興味深いものがありました.産業界はなんとなく見えるのですが,学会活動は参考になるものがあります.国民性など色々な点での相違はあると思いますが,参考になると思います.(匿名希望)
 
その他の記事につきましては,以下のようなご感想・ご意見をいただきました.
 
■「連載:これからの情報処理学会」について:学会員増に対する石田先生の洞察に感服しました.平川さんの記事とあわせて考えさせられました.(黒田幸明)
 
■「コラム:研究会千夜一夜」について:DPS研究会の活力がひしひしと伝わってきました.HI研究会はもう少しHIを考慮して原稿を書いていただきたかったです.(黒田幸明)
■「書評:ソフトウェアエンジニアリング論文集80's デマルコ・セレクション」について:早速注文しました.80年代に発表された記念碑的論文の論文集というのは魅力的です.(岩本茂子)
 
■「コラム:標準化よもやま話『大学院教育における“国際標準化戦略論”』」について:国際標準化戦略論の講義での筆者の知見と感想が書かれているが同意する.大学とのさらなる連携が必要であると感じた.(匿名希望)
 
会誌の内容や今後取り上げて欲しいテーマに関して,以下のようなご意見やご要望をお寄せいただきました.ご意見をいただきました.
 
■産学連携研究の成功事例を特集で紹介していただければと思います.(黒田幸明)
 
■Windows Vistaの特徴,性能を紹介してほしい.(匿名希望)
 
■特集記事以外の部分を,どのように魅力あるものにするかが,課題だと思います.(匿名希望)
 
 
 
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