6月号(Vol.51 No.6)へのご意見

Vol.51 No.6へのご意見

今月の会員の広場では,6月号へのご意見・ご感想を紹介いたします.まず,特集「新しい○○情報学」については,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.

 
■タイトルを見たときあまり興味を持て持てず,それほど期待してなかったが,いざ記事を読んでみると,さまざまな分野における情報処理の今を感じることができ大変勉強になった.(匿名希望)
 
■続きとして,他の○○情報学についても特集してほしい.(花田英輔)
 
■いろいろな分野のことが書かれていて面白かったと思います.(匿名希望)
 
■○○情報学ということですが,生産情報学,製造情報学などの記事も読みたかったです.(匿名希望)
 
■新たな知的好奇心をかき立てられ,大変楽しく拝読いたしました.一般的な内容を知ることができたので,さらに詳細な内容を知りたい方のために何か参考となる情報等を掲載していただけるとより簡単に情報を取得でき良かったと思います.(匿名希望)
 
■これからは,ITそのものというのも大事だとは思うが,ITを使って何をするかが重要になってくると考えられるので,IT+○○と言うような事柄にもスポットライトを当ててほしいと思う.(匿名希望)
 
■エンタテインメント情報学は最先端の領域であり,たいへん興味深く読みました.学生(学部学生)にも閲覧させたところ,大きな関心を寄せるものがこちらの予想以上に多く,学生も関心を持っていることがわかりました.(水野光朗)
 
■今回の記事でまた「情報処理」を見る視野が広がったように思う.もっと柔軟な目で見れば,もっと多様な形がありえるのだろうと思うとわくわくしてきた.たとえば「情報処理」発展に対する「警鐘」のようなものもあればよいと思う.(岩井真澄)
 
■良い特集に感じました.新しい分野では背景等が分からないものが多いですが,今回の特集でそれが分かるようなった分野があり,とても参考になりました.(匿名希望)
 
■○○情報学は新産業の創出につながるもので,ソフト技術者にとって明るい未来を感じました.しかし一方で,行政の無策や大手企業の横暴など,未来につきまとう陰も感じます.情報学が発展し社会に貢献するために乗越えるべき壁について取り上げてもらいたいです.(阿南佳之)
 
■分野によっては過去の焼き直し的なものもあるが,全体的にわくわく感があってよかった.(河野美也)
 
■農業県・秋田に住んでいることもあり,農業とのかかわりに興味を持っています.そのため,「農業情報学」の記事はとても勉強になりました.(廣田千明)
 
■研究の技術的な側面の特集ではなく,モチベーション的な側面の特集は新鮮なのでとても興味深く読めました.(菊川真理子)
 
■大変,興味深く,面白く読みました.情報の新しいとらえ方や研究の動向を知ることができ,研究会活動(DD研)にも参考となりました.(高橋慈子)
 
■「農業情報学」は,「農業」と「情報」という普段あまり目にしない組み合わせでしたが,興味を持って読むことができました.できれば,回を改めてさらに詳しく解説して頂けたらと思いました.(匿名希望)
 
■今回のテーマは社会学に近い内容が多く,詳細な技術についての説明が少なかった.そのため,挙げられている問題が技術で解決できるかどうかも懐疑的になってしまう面があった.(匿名希望)
 
■情報学と他の分野の融合について興味深く読むことができ,よかったです.(匿名希望)
 
■「新しい○○情報学」という特集の視点は大変よく,期待して読んだ.各々が概説的なものであるが,テーマやその領域について興味をかきたてられるものと,要するに何を目的としているのか理解できなかったものに分かれた.後者は,もう少し領域を絞るか,時間を経て成果が目に見えてくれば「なるほど○○情報学」と納得できるものとなるのではないか.(匿名希望)
 
■強引に○○情報学を集めているが,特集する意義を見出せなかった.むしろ,連載で毎号1つを取り上げたほうが良かったのでは.(匿名希望)
 
■自身の研究フィールドに関係のあるものもあるなど,紹介されていた「新しい○○学」はどれも大変興味深いものでしたが,そのいずれもが人文科学,社会科学的側面を持つものであり,これからの情報処理において人間という要素が重要になってくることを予感させるものでした.
 
□農業情報学□
 
農業情報学において述べられていたAI農業において,熟練農家が経験的に行っている情報処理の解明の試みは,人間の感性的要素のモデル化という点で,とても興味深いものであると感じました.
 
□観光情報学□
 
観光情報学については,私が全国大会で発表させていただいた内容と関係するものであったため,大変興味深く拝読させていただきました.本文中で私の発表タイトルに含まれていた「クーポン」や「地域活性化」がキーワードとして含まれていたことからも,私の研究も観光情報学に属するものであるという認識を新たに,今後は,観光情報学に分類されるさまざまな研究を参考にしながら,研究を進めていきたいと思います.
 
□災害情報学□
 
災害情報学については社会的にも必要な取り組みであると思いますが,対象の発生や状況に法則性を見出すのが難しく,情報処理のためのモデル化が難しそうな研究領域であると感じました.一方で,センサや集合知的手法を用いた情報収集,医療現場や自治体において推進される情報共有システムの現状,また,シミュレーションによる情報の補填など,具体的な事例が紹介されており,とても参考になりました.
 
□フィールド情報学□
 
フィールド情報学の対にあるものとしての工学の定義が紹介されていたため,分野としての研究対象に対するアプローチはすんなり理解できました.過疎化が進行する中山間地域の活性化を例に,フィールド情報学の方法を用いたアプローチが挙げられていましたが,現在,地域の活性化を目標として取り組んでいる研究があるため,推進していく上で,そのアプローチを参考にできればと思います.
 
□音楽情報学□
 
音楽情報学の対象とする,音楽という日常生活で慣れ親しんでいるものが,これほどに多種多様な研究のアプローチを生み出すということに驚きを覚えました.
 
□健康情報学□
 
推進中の共同研究の1つが健康情報学の領域に属するものであったため,記事からその分野における研究活動のスタイルの一片を垣間見ることができ,これから研究を進めていく上で参考になりました.
 
□人間情報学□
 
人間情報学については,分野の枠を超えた複雑系的な研究領域であるという印象を受けました.また,対象が人間であることや扱う領域が多岐に渡っていることから,非常に難解な研究分野であると感じました.学問領域の提示や図による概念の解説など,丁寧な記事構成でしたが,学問自体がさまざまな分野の融合によって構成されているものであること,また,研究事例が一件のみの掲載であったことなどから,実際にどのような研究がなされているのか少し把握しづらかったです.研究事例がいくつか紹介されていると,この学問の具体的な姿や魅力が伝わるのではないかと思いました.
 
□エンタテインメント情報学□
 
原稿中における「心の豊かさ」,すなわち,「楽しむ」ということを研究対象としたエンタテインメント情報学のような概念の研究は,私がこれから取り組んでいきたいテーマの1つでもあるので,その経緯から現状,また,今後について述べられている記事内容は,とても参考になりました.また,このように魅力的な分野を日本が世界に先駆けて提唱したという事実には,感心すると共に大変驚かされました.(大竹杏奈)
 
解説「細粒度気象センサネットワーク構築の実際〜群馬県館林市の例〜」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました
 
■細粒度でセンシングを行うことの意義はよく分かりますが,その実現にはさまざまな課題があると思います.その点で,実際に細粒度で気象現象をセンシングしていること,また,ヒューマンプローブという試みの可能性を追究するなど,紹介されている取り組みの凄さが伝わってきました.(大竹杏奈)
 
解説「モバイルWiMAXの最新動向」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■今やインターネットは日々の生活の中で空気のように溶け込んでいる.その中でも最も身近な携帯の現在の動向を理解することができた.今以上に発展したインターネットがどのようになるのかとても楽しみである.(匿名希望)
 
■モバイルWiMAXを活用した具体的な事例が少ないということもあるのか,規格や技術についての解説にページが多く割かれていましたが,通信分野は自分の専門外であることもあり,技術的な仕組みに関する記述についてはほとんど理解できませんでした.これからさまざまなシーンで活用されていくことになるものだと思いますので,実際にどのような活用が想定されるのかなど,その具体的なケースについても紹介していただけると,モバイルWiMAXの魅力がよりいっそう伝わるのではないかと思います.(大竹杏奈)
 
■モバイルWiMAXの最新動向の解説は,大変参考になりました.(匿名希望)
 
道しるべ「生命情報学─ゲノム情報ビックバンの進展─」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■DNA解読量がとても速いペースで増えていることや,DNA研究が世界,とりわけ中国でも盛んに行われていることなど,専門外であるということもありますが,初めて知る内容ばかりで参考になりました.(大竹杏奈)
 
■生命情報学に関して,今号の記事を補足するような解説記事を期待します.具体的には,接尾辞配列(suffix array),Burrows-Wheeler変換,などの用語や,生命情報学で用いるプログラミング言語(R言語,Perl ...)や,データベース(配列,オントロジー...)などのソフトウェアについての解説です.(大垣憲俊)
 
■ゲノム情報学における最近の動向についての記事ですが,やはり約30億といわれる長さの塩基対の読み取り速度についての話でした.生物学者のクリック,ワトソン両氏が自然の産物であるDNA二重らせん構造を発見してノーベル賞を受賞なさったというのは分かるのですが,そのデータを解読する作業というのは,いたずらに情報のゴミあさりをしているようにしか見えず,なにも多額の国税をかけてまでやる必要があるのかというのが素朴な疑問です.それよりも宇宙の年齢を約200億年とすると,その時間内にこれだけの生態系と人間という高度な知的な生命体が活動しているという事実にこそ,大いなる神秘を感じております.(匿名希望)
 
コラム「"I" 見聞録 Twitter研究会」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■mixiやはてなを使った参加者の呼びかけやustreamによるライブ配信,また,twitterによるコメントがプレゼン中の画面に表示されるなど,従来の枠に捉われない,さまざまな新しい試みに感心しました.(大竹杏奈)
 
コラム「"I" 見聞録 The 15th International Conference on Databace Systemsfor Advanced Applications (DASFAA2010)」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■日程の設定において各国の風習なども考慮する必要があったり,質のよい論文を集めるために他学会とも連携をとるなど,華やかな会議の裏にさまざまな苦労があることがわかりました.情報がWebに集約されるようになった昨今,さまざまな形でデータベースやデータマイニングが必要になってくると思うので,この分野を扱う会議の存在意義は大きいと思います.(大竹杏奈)
 
その他の記事に関しては,以下のようなご感想をお寄せいただきました.
 
■「巻頭言」で,情報通信と情報処理の概念の違いの説明は,短いながらも要点が纏められており分かり易かったです.(大竹杏奈)
 
■書評で取り上げられた「計算力学シミュレーションハンドブック」はスーパーコンピュータでどのようなことが行われているのかが纏められている本ということで,技術的なことについては読んでも理解できないかもしれませんが,シミュレーションの対象として取り上げられている事象だけでも,さっと目を通して一通り把握したいと思いました.(大竹杏奈)
 
会誌の内容や今後取り上げてほしいテーマに関して,以下のようなご意見やご要望をお寄せいただきました.今後の参考にいたします.
 
■今月から記事のフォントが大きくなっていますが,明朝体の記事は読みやすいですが,ゴシック体の記事は文字が濃過ぎるように思いました.(匿名希望)
 
■著者名のファーストネームの1文字めの色を変えているのは何か学会としての意図があってのことか,それとも,テレビ番組等の流行を追ってのことか?氏と名の間にスペースも入っているので,区切りを示すわけでもなさそうなのだが.ちょっと気になった.(匿名希望)
 
■海外動向を中心としたスマートIT(匿名希望)
 
■山手線の車内広告でスマートなエネルギーへの取り組みを世界ですすめているIT企業の紹介をみかけました.具体的にどんな形で情報研究がかかわっているか,取り上げていただける機会があればうれしいです.(匿名希望)
 
■「自然言語生成」の現状と今後の方向性(人見憲司)
 
■機械学習の最新動向について,特集を組んでいただければと思います.(匿名希望)
 
 
 
 
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