7月号(Vol.51 No.7)へのご意見

Vol.51 No.7へのご意見

今月の会員の広場では,7月号へのご意見・ご感想を紹介いたします.まず,特集「実世界インタフェースの新たな展開」については,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.

 
■実世界インタフェースについては,各方面での新しい取り組み内容がわかり,大変勉強になりました. (匿名希望)
 
■今回の実世界インタフェース特集では,実例が写真と共にたくさん紹介され,とても興味をかきたてられました.気になる箇所に赤ペンでアンダーラインを引いていったら,ずいぶん真っ赤なページができあがりました.ともすれば,用語の海に溺れてしまいそうになりましたが,各研究の位置づけを俯瞰図などであらわすことで,頭を整理する機会を頂けるとうれしいです.(大垣憲俊)
 
■「10. 体験メディア:グループ活動の文脈に埋め込まれた実世界メディア」の本棚システムに非常に興味を持った.このように自然に構築されていく知識空間システムの研究の一層の発展を期待しています.(匿名希望)
 
■興味深く読ませていただきました.次世代のユーザインタフェースとしてさらに普及が進み,標準的なものになると面白いと感じました.(匿名希望)
 
■実世界インタフェースの新たな展開の特集は,興味がかきたてられる内容で良かった.(匿名希望)
 
■今回のように,実世界インタフェースの最新の実態を定期的に特集してほしい.(人見憲司)
 
■直感的でわかりやすい研究が多く,興味を持って読むことができた.これからの研究の発展に期待しつつ,近い将来,再度特集が組まれることを期待したい.(匿名希望)
 
■それぞれの特集がすべて興味深いもので,とても参考になりました.学生の読者もいらっしゃると思うので,執筆された先生方(研究者の方)の所属している研究室についてのコメントもあればもっと親切なのではないかと思いました.(匿名希望)
 
■熟練者の視野提示によるスキル伝達は面白い試みだと思った.熟練者が特に注視している箇所の強調や,ユーザの運動感覚に合わせた映像再生速度の調整ができると伝達効率が良くなるのではないか.(匿名希望)
 
■インタフェースといえばマウスとキーボードのみで,あとは変わったものが少しあるといった程度にしか考えていませんでしたが,今回の特集でいろいろなインタフェースがあり,またそれぞれが非常に大きな可能性を持つものであることがわかりました.(廣田千明)
 
■コンピュータとのインタフェースが,日常生活に溶け込み,より自然な形となってきているのがわかった.高性能・超低電力短距離ワイヤレス可動情報システムの研究については,具体的に個々の研究動向について知りたいと思った.(匿名希望)
 
■インタフェースの設計は,人間と「ものづくり」の関係において重要であり,多くの記事が参考になった.(皆月昭則)
 
■ソーシャルメディアや実生活のコンテキスト,日常生活のインタラクションデザインなど,人の営みをセンサと捉えるといった考え方に興味を引かれ,今後の研究やビジネスの参考になりました. (高橋慈子)
 
小特集「未来を切り拓く最先端VLSIテクノロジー」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■昨今,グリーンITが叫ばれていることもあり,興味深く読ませていただきました.(匿名希望)
 
■普段はソフトウェアよりの考え方をしているため,VLSIの記事は新鮮でした.(匿名希望)
 
報告「平成21年度論文賞の受賞論文紹介」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■学生である私には「平成21年論文賞の受賞論文紹介」に一番興味をかきたてられた.自分の研究を行なう上で,現在どのような研究が世間で行われているのかについて情報を得なければならないが,このように紹介していただくと入り口を作る事ができるので大変ありがたいと感じている.(匿名希望)
 
その他の記事に関しては,以下のようなご感想をお寄せいただきました.
 
■「おふぃすらん」のISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11(MPEG) の報告はなかなか面白かった.特に,会合の良し悪しの評価が1位:無線LANには納得した.これからは,まさにcommunication (技術)がコミュニケーション (人間同士)の成否を左右するのだと思う.(匿名希望)
 
■「和田弘氏インタビュー」のようなヒストリー的な記事は面白いので取り上げて欲しい.(馬目洋一)
 
会誌の内容や今後取り上げてほしいテーマに関して,以下のようなご意見やご要望をお寄せいただきました.今後の参考にいたします.
 
■当該分野を主な研究対象としていない読者にとっては,全般に専門的で難しい印象がありました.(匿名希望)
 
■今回は特集・小特集共にボリュームがあり,じっくり読みたい内容であった.逆に内容が豊富すぎたかもしれないほどである.(花田英輔)
 
■JABEE認定プログラムの実例および実践例について紹介してほしい.(水野光朗)
 
■最近のP2P技術について知りたいです.(匿名希望)
 
■研究会博士論文速報は,喜安記念業績賞紹介の続きと勘違いした.紙面の工夫が必要ではないか.(匿名希望)
 
■高崎 勲氏と参議院選挙及び山本 欣子女史 
民主党の大敗で終った第二十二回参議院選挙の直後,情報処理7号が送られてきた.「古機巡礼二進伝心」の「オーラルヒストリー和田弘氏インタビュー」が掲載されていた.その中で高崎勲氏の名前が出てきて,私は懐かしさで心を打たれた.情報処理産業に従事した一人として,歴史の一ページを記すのも無意味なことではあるまい.その時代は国産電機メーカー六社が,政府の支援の元に,コンピュータ事業を本格的に取り組み始めた黎明期でした.外国メーカーのIBM,UNIVAC,NCR等はすでにPUNCH CARD SYSTEM等を販売していた.東海地方では昭和38年10月初めて国産メーカー日本電気(株)の名古屋電子計算機センターが開設された.最新鋭中型機種NEAC2230,主記憶装置2400語,1語固定10進12桁,浮動指数部2桁,仮数部10桁, 文字語6字,符号1ビット,4パリテイ・ビットを含め53ビットのWORD・MACHINEである.アクセスタイム5μs,加減算100μs,プログラミング言語は,機械語とASSEMBLY言語及びFORTRANである.外部記憶装置は523磁気ドラム記憶装置1台,10,000語,543高速磁気テープ4台,入出力装置は402−1高速製表装置,104光電式紙テープ読取装置,304紙テープさん装置,406−1カード読取装置,407−1カード穿孔装置,各1台である.場所は中部産業連盟(名古屋市東区白壁三丁目12−13番地)の一階でした.その頃電子計算機は殆ど無く,マシン・タイムを確保するのがきわめて難しく,計算機の24時間フル稼働は当り前の時代でした.当時(財)日本情報処理開発協会の常務理事で,日本最初の女性プログラマーと云われ,当学会の理事を始め数々の要職を歴任した,女性コンピュータパイオニア山本欣子女史は,研究開発で計算機を使用する為,東海道線で8時間以上もかけて,当センターに来られました.翌年昭和年39年には東海道新幹線も開通し,より足繁く来られました.しかも夕方5時頃来られ,すぐにマシン室に入られ一人徹夜でFORTRANのCOMPILER等を開発されていました.朝には熱いコーヒを美味そうに飲まれ,談笑しあったあのひとときの姿が忘れられない.情報処理の世界に全身全霊を捧げられた方でした.(女性会員の方は,是非名前を覚えて下さい)当学会からアメリカ国防総省COBOL1965年版(監訳関根 智明)が出版された昭和40年は,第七回参議院選挙が7月4日に実施された年であった.思いもかけず本社から「読売新聞社の参議院選挙当落議員予想するシステム」をハード・ソフトで支援することが決定し,当センターにて行うことになったとの指示が入る.その時の総指揮官が高崎勲氏でありました.開票当日は,東京の中央選挙管理センターにて発表されたデータを基に,東京と当センターは専用回線にて漢字テレタイプコードの紙テープを送受信し,紙テープ読取装置で入力し,結果は紙テープ穿孔装置で出力するバッチ・システムであった.時々刻々適切に処理し,NHKテレビの開票速報を見ながら,当システムの予想結果を見比べていた.読売新聞社の当落判定の核心データは,正確で予想の精度は完璧であったことに驚いた.豪放磊落,才能豊な優れた大先達も,当日は一緒に徹夜で作業に参加されたことが,夢のように思い出された.後日,当学会の設立の発起人の一人であることを知り,感慨無量である.又,コンピュータを使って,国会議員の当落予想をしたのは,読売新聞社が初めてではないかと思う.最後に,本年二月十五日に新たに発行された「デジタルプラクティス」は,情報処理産業の全分野の実務者に裾野を広げたことは,当学会の歴史に於いて画期的な出来事と考える.(浅井治彦)
 
 
 
 
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