8月号(Vol.51 No.8)へのご意見

Vol.51 No.8へのご意見

今月の会員の広場では,8月号へのご意見・ご感想を紹介いたします.まず,特集「エネルギーの情報化〜ITによる電力マネジメント〜」については,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.

 
■高品質の供給体制を完成してしまったようにも見える日本では,品質を落とすスマートグリッド化は避けているのではないかと思っていたが,エネルギー情報化の研究は着実に進展していることがわかった.設置コストや利便性,長期的展望,品質管理などを含めて,インターネットのように一体化を進める仕組みがあったら詳しく知りたい.(匿名希望)
 
■エネルギーの情報化,特にスマートタップには興味を惹かれた.家庭内の各コンセント・テーブルタップをモニタリングすることで電気代の軽減が可能になることを夢見る一方で,スマートタップ自体にも電力がかかってしまうコストを考えるとそのトレードオフが知りたくもある.(匿名希望)
 
■興味深く読ませていただきました.ITを用いたエネルギー管理について方々で耳にしますが,今回の特集で現状や動向に関して詳しく知ることができました.(匿名希望)
 
■今回の特集は電力マネジメントに情報処理(研究)がどのように取り組めるかという切り口がわかり参考になりました.この分野は情報以外にも建築やエネルギーといった分野からのアプローチがあり,情報に特化した面でどういう面から貢献が可能かということを知りたいと思っていました.わが国固有の問題(レギュレーションや産業構造)もあり,紹介された内容がどのような形で継続,発展していくのか想像しながら読み進むことができ,読み応えがありました.(匿名希望)
 
■スマートグリットと言うと一般にはテレビなどのCMなどでは「電気の流れをネットワークとし,効率よく電気の供給を安定させる」という風に認識していたが,国の文化に違いがあるように,国にも電気の供給の安定度に違いがあることまでは知らなかった.私達が住む日本はなんと快適な生活を提供されていることかと驚愕した.日本には不適格なのではないかと感じるスマートグリッドだが,エネルギーの流れを見ることができる,さらにはそれが家庭内でできるナノ・グリッドは現在の日本において,など仰々しく言うつもりはないが,私としては家の中の電気状況が見えるようになるという事には大いに賛同したい.(匿名希望)
 
■「エネルギーの情報化」の1と2は,どちらも初心者にもわかりやすいように説明されていて好感を持ちました.ただ,1の一部の図中の文字が読み辛いのが残念でした(背景色と文字色の関係に問題があると思います).(匿名希望)
 
■現在の技術課題において何がポイントとなっているかよく理解することができた.(坂川浩二郎)
 
■生きるために不可欠な電力の基礎がよくわかった.米国の「スマートグリッド」と「エネルギーの情報化」の違いも初めて知った.今後のエネルギーの情報化への取り組みに期待したい.(小松久美子)
 
■エネルギーの情報化に関してはスマートタップくらいしか知らなかったのでとても勉強になりました.(松本みどり)
 
■エネルギーの情報化特集は非常に参考になった.グリーンイノベーションを実現するため,グリーンITが注目されており,タイムリーな特集であった.米国のスマートグリットの動向記事もわかりやすく大変良かった.(石澤隆範)
 
ミニ特集「コンピュータ将棋の不遜な挑戦」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■コンピュータ将棋に関するミニ特集は,いずれの記事も大変興味をそそられるものであった.特に,棋士の立場で書かれた3つの記事は,コンピュータ将棋を別の切り口で解説しており,大変面白かった.できれば,10月11日の対局後に,同じ方々に解説記事を書いていただけないだろうか.(匿名希望)
 
■将棋を趣味としており,女流棋士とコンピュータソフトとの対決に大変興味をもっています.コンピュータを研究に利用している者としてコンピュータを応援する気持ちもあり,人間にがんばって欲しい気持ちもあります.古作氏の記事を読むとソフトには弱点があるようなので,ソフトが人間に勝つにはもう少し時間がかかるのかなと予測しています.(廣田千明)
 
■将棋は歴史あるトライではあると思うが,学術的な観点で捉えた解説がほしい.イベントは一部の読者の関心事ではあろうが,これだけの紙面を割くまでのテーマではないと思う.(岩井真澄)
 
■将棋は是非とも女流棋士に勝ってもらいたい.(匿名希望)
 
■これまでのコンピュータ将棋の変遷や最新の状況について丁寧に説明されており,10月の対局がますます楽しみになった.(坂川浩二郎)
 
■秋の対戦を控え,今後の行方から目が離せない.人知を尽くす闘いは,双方を新しい発見に導くことと思う.(小松久美子)
 
解説「崩壊する周産期医療を救うIT—分娩監視装置の開発から遠隔医療,そして日本版EHRの全国展開まで—」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■「周産期医療を救うIT」に関しては一日も早い実用化を願ってやまない.妊婦および胎児を常時モニタリングすることで,妊婦自身の健康管理の推進・出産リスクの回避が可能になり,「命がけの仕事」から少しでも安心かつ安全な分娩につながることに期待したい.(匿名希望)
 
■医療とITに関する分野は,今後,最もニーズがあると思われるので,毎回,一つ以上は記事があったほうが,学生など若者の興味関心が高まると思います.(皆月昭則)
 
連載「記述の科学 第1回 記述とは」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■記述の科学は,ITの原点に立ち戻って考えてみるという点で興味を持ちました.次回以降が楽しみです.(匿名希望)
 
連載「研究会推薦博士論文速報」につきましては,以下のようなご意見・ご感想をいただきました.
 
■日本国内だけではなく国外(海外)の大学・高等教育研究機関において授与された博士学位の論文も紹介してほしいと思います.(水野光朗)
 
会誌の内容や今後取り上げてほしいテーマに関して,以下のようなご意見やご要望をお寄せいただきました.今後の参考にいたします.
 
■このところボリュームも多く,内容も多彩であるが,書いている方々の自己満足とならないようなチェックも必要だと思う.(匿名希望)
 
■最近,内容が豊富で興味深い上に充実しており,読破するのに時間が無く苦労している.(匿名希望)
 
■スマートグリッドを題材にシステム構築というマクロな視点を取り上げる一方で,コンピュータ将棋でアルゴリズムというミクロな視点を取り上げるというのは,情報処理の2つの局面を示す良い構成だったと思います.(阿南佳之)
 
■8月号は,いずれの記事も興味をそそるものであり,大変読みでがあった.しかし,いずれも,難解で,残念ながら詳細なレベルではついていけなかった.(匿名希望)
 
■情報技術が進んでいる世界の国の最新の状況を,ローカルな視点から個別に紹介してほしい.(人見憲司)
 
■現在大学院や大学で行われている情報科学の教育について特集していただきたいです.日本と海外との違い,海外の動向なども特集として取り上げていただけると嬉しいです.(匿名希望)
 
■今後取り上げてほしいテーマとしては「素因数分解技術の進展」や「選手権優勝記—激指の技術的改良の解説—」にあるような,アルゴリズムの解説を増やして頂きたい.理由は,すぐにプログラミングをしたくなるようなテーマが,その分野への興味を高め,知識を得ようとする動機になると思うから.
 
■会誌Vol.50 No.9 Sep.2009の「アドバイザリーボードからの提言…」によると,弱みとして「実務界のニーズに十分応えられていない,積極的な入会の勧誘を行っていない」とあり,脅威として「会員数が一貫して減少」とあるので,その対策として,新入生向け・新社会人向けの入門的な連載をお願いしたい.なぜなら,そうすれば,多くの方々が,その説明の良し悪しにツッコミを入れたくなって,結果として,より多く読まれるものになるだろうから.そういう意味では,今号から連載の「記述の科学」には期待しているが,もう少しわかりやすくしてほしい.具体的に言えば,「Pascalプログラミング対話」や「初めての人のためのLISP」のような雰囲気で.(大垣憲俊)
 
 
 
 
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