徳田 英幸 君

2010年度功績賞受賞者の紹介

徳田 英幸 君 (とくだ ひでゆき)

  本会正会員徳田英幸君(フェロー)は,永年にわたりオペレーティングシステムおよびユビキタスコンピューティングシステムの研究に携わってこられました.1983年米国カーネギーメロン大学計算機科学科に勤められて以来,ARTS, Real-Time Machなど分散リアルタイムオペレーティングシステムの研究,リアルタイム通信や同期方式に関して多大な業績をあげられました.1990年に慶應義塾大学環境情報学部と兼務となってからは,次世代マイクロカーネル・分散マルチメディアシステム,ユビキタスコンピューティングシステムなどの研究開発に大きく貢献されました.

1997年慶應義塾常任理事,2001年同大学大学院政策・メディア研究科委員長,2007年同大学環境情報学部学部長などを歴任され,教育研究のみならず組織運営にもリーダーシップを発揮されています.

  本会においては,理事(2001年度~2002年度,2007年度~2008年度),技術応用運営委員会委員長(2004年度~2008年度),システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会主査,情報家電コンピューティング研究グループ主査,ユビキタスコンピューティングシステム研究会初代主査などを歴任され,2007年度には本会フェローの称号を授与されています.特に,技術応用運営委員長在任中は,実務家にメリットのある新たな活動の場としての「ITフォーラム」の立ち上げや「ソフトウェアジャパン」の創設・運営に多大な貢献をされました.

  以上のように,同君が,国内外の情報処理分野,ならびに本会の活動の発展に尽くした功績は,まことに顕著であります.