論文誌「エージェントの理論とその応用」特集 論文募集

論文誌「エージェントの理論とその応用」特集 論文募集

2011年12月1日
2012年1月13日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 情報処理の代行やその支援、自律的・協調的な問題解決、インターネット情報検索や統合など広範な分野においてエージェントに関する研究開発が活発に行われています。このような分野の研究の場として、情報処理学会「知能システム」研究会、日本ソフトウェア科学会「マルチエージェントと協調計算」研究会、電子情報通信学会「人工知能と知識処理」研究会、人工知能学会「知識ベースシステム」研究会が協同で開催する学会横断的なイベントとしてJAWS(Joint Agent Workshops and Symposium)が2002年より毎年開催されております。
 情報処理学会では、JAWSに連動し情報処理学会 論文誌ジャーナル特集号として「エージェントの理論とその応用」の論文を募集いたします。エージェントの研究開発に携わっておられる方はもちろんのこと、関連技術やその応用に携わっておられる方々の積極的な投稿を期待しております。また、JAWSで発表された研究内容をさらに発展させた論文、あるいはそれに限らずエージェント技術に関連した論文も広く募集いたします。奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

 以下のテーマに関する論文投稿を期待していますが、これに限らずエージェント技術に関する幅広い分野の論文を募集します。
 エージェントの応用に関わる概念・技術・事例
 - 情報の収集・統合・流通
 - モバイル通信支援
 - コミュニティウェア/ソーシャルウェア
 - インターネット応用システム
 - 協調作業支援
 - ネットワーク管理・運用
 - ウェブベースドトレーニング
 - 社会システム/コミュニケーションへの応用
 - 電子商取引
 - ソフトウェア工学への応用
 など

 エージェントとその応用を支える概念・理論・技術
 - 基礎理論
 - エージェント間通信プロトコル
 - エージェントアーキテクチャ
 - エージェント記述言語
 - エージェント協調技術
 - エージェント処理系/フレームワーク
 など。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内(2008年9月改訂版)によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし、電子投稿の要領に従って手続きを進めてください。なお、このURLは日本語論文専用です。英語論文の投稿先は異なりますので、十分にご確認の上、ご投稿ください。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit.do

※論文の言語は日本語または英語ですが、英語論文の場合は上記のURLではなく、下記からお願いします。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit_en.do
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2012年1月13日(金) 1月27日(金) *締切を延長しました。

(4)特集号予定  2012年11月号

(5)掲載料に関する補足
採択された日本語の論文は規定の掲載料が必要になりますが、英語論文の掲載料は必要ありません。情報処理学会論文誌では2010年8月1日から2012年7月31日までに投稿された英語論文の掲載料は無料となっています。

(6)特集号編集委員
編集委員長:伊藤孝行(名古屋工業大学)
幹   事:和泉 潔(東京大学)、西野成昭(東京大学)
委   員:市瀬龍太郎(国立情報学研究所)、小野哲雄(公立はこだて未来大学)、川村秀憲(北海道大学)、栗原 聡(大阪大学)、小松孝徳(信州大学)、菅原俊治(早稲田大学)、鳥海不二夫(名古屋大学)、服部宏充(京都大学)、福田直樹(静岡大学)、松原繁夫(京都大学)、森山甲一(大阪大学)、山下倫央(産業技術総合研究所)

以上