論文誌「社会課題を解決するコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集

論文誌「社会課題を解決するコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集

2020年12月11日
2021年3月19日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 2019年12月に初めて報告された新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックに伴う外出自粛など、人々の行動が制約された結果、テレワークを支えるためのICTサービスが急速に普及し、これまでのコラボレーション技術、およびネットワークサービスに関する研究成果により実現されるリモート社会の価値が認識されるものとなりました。コロナ禍が起こる以前から、日本政府は「Society5.0」を提唱し、その中で多様な働き方を実現するためテレワークの普及を推進してきましたが、その普及が進む一方で、ICTリテラシーの格差、セキュリティの問題、情報化の壁など、リモート社会の新たな課題も顕在化されてきました。経済発展と社会的課題の解決の両立の実現に向けては、これらの課題を解決するために、コラボレーション技術とネットワークサービス技術のさらなる進化の重要性がさらに増すものと考えます。
このような状況認識に基づき、情報処理学会論文誌において「社会課題を解決するコラボレーション技術とネットワークサービス」特集号を企画することを提案いたします。本特集において時宜を得て迅速に関連する研究論文を一括掲載することにより、社会に成果を公開・共有し、グループウェア、およびネットワークサービスに関する研究の一層の発展に寄与することを目指します。
本特集号で取り扱う主なトピックは、協調作業・協同活動支援、知識・情報共有、ソーシャルコンピューティング、コミュニティ分析、協調フィルタリング、安全・安心・新たな体験を創出するネットワークサービス、センサーネットワークを利用したサービス、医療・福祉・防災・観光等のためのネットワークサービス、分散あるいは実空間コラボレーション支援、教育・学習支援、マルチプレイヤーゲーム、コミュニケーション研究の理論・技術・応用・評価・実装・実践などを含みます。また、これに限定するものではなく、グループウェア、およびネットワークサービスに関する論文を広く募集します。奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<s1m-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2021年3月29日(月) 4月14日(水)*締切延長しました

(4)特集号予定  2022年1月号

(5)特集号編集委員
編集委員長:市川裕介(NTT)
幹   事:伊藤淳子(和歌山大学)、東 孝文(東京電機大学)
委   員:阿倍博信(東京電機大学)、市野順子(東京都市大学)、市村 哲(大妻女子大学)、井上亮文(東京工科大学)、井上智雄(筑波大学)、江木啓訓(電気通信大学)、大平雅雄(和歌山大学)、岡嶋成司(富士通研究所)、岡田謙一(慶應義塾大学)、岡本昌之(トヨタ自動車)、金井秀明(JAIST)、金子 聡(法政大学)、川口信隆(日立製作所)、爰川知宏(東京国際工科専門職大学)、小林 稔(明治大学)、斉藤典明(東京通信大学)、塩澤秀和(玉川大学)、高田秀志(立命館大学)、角田啓介(NTT)、櫨山淳雄(東京学芸大学)、服部 哲(駒澤大学)、福島 拓(大阪工業大学)、三樹弘之(沖コンサルティングソリューションズ)、宮田章裕(日本大学)、由井薗隆也(JAIST)、湯澤秀人(富士ゼロックス)、吉野 孝(和歌山大学)

以上