福島 俊一 君
[対象業績] 「高速頑健なテキスト処理のための情報抽出・検索技術の研究開発・実用化」
1982年東京大学理学部物理学科卒業, NEC入社. 以来, 中央研究所にて自然言語処理・サーチエンジン等の研究開発・事業化, 人工知能・ビッグデータ研究開発戦略を担当. 工学博士. 2005~2009年NEC中国研究院副院長. 2011~2013年東京大学大学院情報理工学研究科客員教授. 2016年4月から科学技術振興機構研究開発戦略センターフェロー. 1992年情報処理学会論文賞, 1997年情報処理学会坂井記念特別賞, 2003年オーム技術賞等を受賞.
福島俊一君は, 高速性・頑健性を重視したテキスト情報抽出・検索アルゴリズムをソフトウェアとハードウェアの両面から創出することで, 情報抽出・検索の技術発展と産業化に貢献した. 情報処理学会論文賞・坂井記念特別賞, オーム技術賞等を受賞するなど, その業績が高く評価されている. さらに, 人工知能分野を中心に, 国の科学技術政策への提言や, 情報処理学会連続セミナーやデジタルプラクティス論文誌での数々の企画提案・運営においても顕著な実績があり, 学会運営や研究分野の発展・活発化にも貢献した.