一色 正男 君

  • 一色正男

    [対象業績]「住宅設備機器におけるIoT化基盤整備と普及に対する貢献」

      1982年東京工業大学理工学研究科修士卒業.1999年東京農工大学大学院工学府博士後期課程修了.1982年株式会社東芝入社,空調機器の省エネ技術開発,世界初のネットワーク家電システムの実用化に従事.慶應義塾大学特任教授(2009-2015),2011年より神奈川工科大学教授.2012年よりスマートハウス研究センター所長.2022年より特命教授.情報処理学会コンシューマ・デバイス&システム(CDS)研究会幹事(2010-2012),ECHONETコンソーシアム運営委員長(2008),現フェロー.W3C Site Manager (2009-2014).IEEEシニア会員,経済産業省普及促進タスクフォース座長(旧HEMS-TF)ほか.

    [業績推薦理由]

    一色正男君は,非常に多くの産業と企業が関係している住宅設備(住設)機器におけるIoT化基盤整備と社会実装について重要な実績がある.特に,住設機器通信基盤のIPベース国際標準規格ECHONET Lite規格による標準化,利用機器とサービスの製品化と市場導入と相互接続性向上の技術開発を進め,脱炭素化に資するIoT化基盤整備に貢献した.コンシューマデバイス&サービス(CDS)研究会の創設に関与し最初の幹事を担当し,研究会やそれに準ずるコミュニティの形成と持続的発展に取組み,学会運営に貢献した.