葛岡 英明 君
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[対象業績]「遠隔コミュニケーション支援における先駆的研究」
1992年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了。博士(工学)。同年筑波大学構造工学系講師。2006年筑波大学大学院システム情報工学研究科教授、2019年より東京大学大学院情報理工学系研究科教授。現在に至る。2021年から2022年には同研究科の副研究科長を務めた。2023年から国立研究開発法人科学技術振興機構「さきがけ」の研究総括を務めている。
[業績推薦理由]葛岡英明君は、CSCW・HCI・HRI分野において、遠隔地間での円滑なコミュニケーションを実現するための「人間機械システムの構成法を支援する研究」を創出した。また、コミュニケーション用のテレプレゼンスロボットの普及に貢献した。International Conference on Collaboration Technologiesを立ち上げ、日本のCSCWコミュニティのプレゼンスを世界に示すなど、国内外の学術コミュニティの発展に大いに貢献し、その功績は顕著である。以上より、本会フェローにふさわしい。