松浦　敏雄　君

[対象業績]「教育用計算機システムの運用に関する研究・実践ならびに情報教育に対する貢献」

　 昭和50年 大阪大学 基礎工学部情報工学科卒．昭和52年 同大学院 基礎工学研究科 物理系専攻 情報工学分野 博士前期課程修了．昭和54年 同大 同分野 博士後期課程退学．昭和54年 大阪大学 基礎工学部情報工学科助手．平成4年大阪大学 情報処理教育センター助教授．平成7年 大阪市立大学教授．平成15年 大阪市立大学 大学院創造都市研究科教授 学術情報総合センター (兼任)．平成4年 博士(工学)．平成15年 分散システム／インターネット運用技術研究会主査．平成13～14年 一般情報処理教育委員会委員．

[業績推薦理由]

　松浦敏雄君の教育用計算機システムの運用に関する研究成果は，システム運用技術に関する先駆的研究として，高く評価されており，その成果を実際の運用で活用している点は特筆に価する．また，分散システム/インターネット運用技術研究会において，幹事，主査として指導的な役割を果し，平成15年にはこの分野の論文誌特集号の編集委員長を務めるなど，特集号の継続的な発行に貢献した．さらに，コンピュータと教育研究会(CE)主催のシンポジウム(1999年)でプログラミング委員長を務めるなど，情報教育面での貢献も大きい．