峰野 博史 君
-
[対象業績]「情報科学的アプローチからの情報協働栽培技術に関する研究開発および学会運営に対する貢献」
1999年静岡大学大学院理工学研究科修了。同年日本電信電話(株)入社。2002年10月静岡大学情報学部助手、2018年同大学学術院情報学領域教授(グリーン科学技術研究所兼務)。九州大学博士(工学)。マルチモーダルAI/IoTの研究に従事。2021年からコンシューマ・デバイス&システム(CDS)研究会主査。2007年度船井情報科学奨励賞、2012年度長尾真記念特別賞、2018年度ドコモ・モバイル・サイエンス賞社会科学部門奨励賞等受賞。
[業績推薦理由]峰野博史君はIoTやAIを駆使したデータ駆動型の革新的農産物栽培手法に関して独創的な研究成果を挙げ、情報科学的アプローチからの情報協働栽培技術を牽引してきた。農作物の品質制御や計画生産技術への展開に加え、水の貴重な環境での節水栽培への適用も期待でき社会的意義が高く、情報科学による植物との対話に基づく革新的農産物栽培手法創出における独創性とインパクトは極めて大きい。本学会における各種研究会(QAI、IOT、DPS、CDS)やシンポジウム等の運営、活性化への多大な貢献に加え、大学や地域におけるIoT/AI等の先端技術教育、産学連携への貢献も大きい。