「自然言語処理技術に基づくソフトウェアアプリケーションの実用化と人材育成」
フェロー
住田 一男 君(正会員)
[対象業績] 「自然言語処理技術に基づくソフトウェアアプリケーションの実用化と人材育成」
1982年東京工業大学総合理工学研究科修士課程修了. 1999年博士(工学)取得. 1982年東京芝浦電気(株)(現(株)東芝)入社. 研究開発センター知識メディアラボラトリー室長を経て, 現在, 研究主幹. 1999-2004年度東京工業大学大学院総合理工学研究科電子機能システム専攻客員助教授, 2006年度東京外国語大学客員教授. 自然言語処理, 情報検索・フィルタリング, 音声翻訳等の研究開発に従事. 本会監事(2010-11年度).
[業績推薦理由]
住田一男君は, ニュース記事を内容別に自動で振り分ける技術(情報フィルタリング技術)を実用化し, 日本初の実サービスに展開した. また, 自然言語検索, 文書分類・クラスタリング, テキストマイニングなどの実運用を推進し, ナレッジマネジメントソフトの製品化に結び付けた. さらに, スマートフォン単体で動作する日中英3言語音声翻訳の実用化を進める等, 自然言語処理技術の実用化と事業化への推進において貢献するところ大である.