角谷 和俊 君
[対象業績] 「マルチメディア・データベースとSNS分析方式の研究開発および学会活動への貢献」
1986年神戸大学工学部卒業,1988年同大学大学院工学研究科修士課程修了,1998年同大学院自然科学研究科博士課程修了,博士(工学).1988-1998年松下電器産業(株),1999年神戸大学講師,2000年同助教授,2001年京都大学助教授,2004-2015年兵庫県立大学教授を経て,2015年関西学院大学総合政策学部メディア情報学科教授,現在に至る.2007-2010年本学会データベースシステム研究会主査,2016-2018年本学会理事(調査研究担当),日本データベース学会理事等を歴任.
角谷和俊氏は,データベース技術を基礎としたマルチメディア・システムおよびSNS分析分野における我が国の代表的な研究者の1人であり,地理情報データ,放送型データ分析,Web情報検索の研究で多大の業績を上げ,国内外で活躍している.氏は,データベースシステム研究会主査,本学会理事(調査研究担当)を歴任するなど,本学会の活性化に大きく貢献し,特に,2008年にDBS研究会主査として,データベース・データ工学・情報検索に関連する学会・研究会のシンポジウム,フォーラム,研究会を対象とし,産学官連携を図る3イベント群への再編・統合へ先導するなど,我が国のデータベースコミュニティの興隆に極めて顕著な貢献がある.