高岡 詠子 君

  • 高岡 詠子

    [対象業績]「学会内外での人材育成、情報教育活動ならびに当会の社会的認知度向上に対する貢献」

    慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、同大学大学院理工学研究科計算機科学専攻博士課程修了、博士(工学)。現在、上智大学理工学部教授。本会シニア会員、2007山下記念研究賞、2014学会活動貢献賞、2015-情報処理に関する法的問題研究グループ主査、2016-17/2021-22理事(教育)。日本学術会議連携会員。プログラミング処理、情報教育、プログラミング教育、Webアプリケーション開発、自然言語処理、医療情報学などの研究に従事。

    [業績推薦理由]

    高岡詠子君は、情報教育の研究に従事し、若手研究者のプログラミング能力の育成に貢献するとともに、 高等学校における教科情報の教育の普及促進に努めてきた。高校に情報科が新設されたにもかかわらず高校情報教育が社会にほとんど認知されていなかった時期に、学会誌の教育コーナー「ぺた語義」を設置し、人材育成、教育に関する学会活動に大きく寄与した。情報科教員・研修委員会委員長として本会高等学校情報科教員研修を実施したことや教育担当理事としての数々の働きは、情報教育における当会の社会的活動に多大な貢献をしてきた。