富田 達夫 君
[対象業績] 「サーバなどシステムプラットフォームの製品開発および学会運営への貢献」
1972年 東京大学理学部物理学科卒業,2015年静岡大学大学院博士課程修了. 1973年 富士通株式会社入社,サーバ,携帯端末等のシステムプラットフォームの開発と事業化を推進.2005年経営執行役員,2007年執行役員常務,2008年取締役副社長.2010年(株)富士通研究所代表取締役社長,2014年取締役会長.2016年情報処理推進機構理事長(現在に至る).
富田達夫君は永年にわたり現在の情報処理の主流となっているサーバ,周辺機,携帯端末等のシステムプラットフォームの開発と事業活動を通じて日本の情報処理産業の発展に貢献した.また,産業界における公職に多々就任して,政財界の有識者と情報処理技術の発展,日本の産業競争力の強化に向けて活動するとともに,情報処理推進機構理事長として情報セキュリティやIT人材育成に関する国のIT施策実施に多大な貢献をした.本会において会長を務め,本会の価値拡大のための活動を実施し本会の活性化に寄与するなど、フェローに相応しい.