浦本 直彦 君
[対象業績] 「非構造・半構造情報処理 とデータ・クラウドセキュリティの研究開発への貢献」
1990年日本IBM入社 東京基礎研究所にて自然言語処理, Web技術,セキュリティ, クラウドなどの研究開発に従事 2017年三菱ケミカルホールディングスに入社, 人工知能やIoT技術を活用したデジタル変革を主導. 2020年より同社執行役員, 国立情報学研究所客員助教授, 情報セキュリティ大学院大学連携教授, 情報処理学会理事などを歴任. 2018年より, 人工知能学会会長および九州大学客員教授を兼務.
浦本直彦君は自然言語処理, 特にテキストマイニング技術の分野において世界最大規模の文献情報を分析するツールを開発し, IBM社のWatsonに組み込まれるなど先駆的な研究開発を行った. またXML・Webサービス・クラウド技術とそのセキュリティに関しては技術開発と共に標準化, 産業化にも大きな貢献があった. 本会においては技術応用推進担当理事・情報処理学会セミナー推進委員会委員長として, 参加者のニーズに合った連続セミナーのセミナー企画などを行い, 学会サービスの拡充に貢献した.