冒頭、3 月16 日から18 日にかけて名古屋大学で開催された第79 回全国大会を無事に開催するこ
とができたことに対する謝辞が述べられた。また、その後3 月20 日からドイツで開催された
CeBIT2017(国際情報通信技術見本市)にもIPA 理事長として出席し日本からは118 社・団体が出
展、JEITA、NEDO、産総研の会長、理事長らも出席されていた。ドイツブースでは中小企業からの
出展が多く活気があった。日本ではIoT、AI、BigData という今非常に旬な時期に学会と産業界の
接点をもう少しつけていくことで会員増につなげてゆき、また産業界に寄与できるような方向に
なれば良いのではないか、との挨拶が会長よりあった。
■1.承認事項
1.1 2016 年度功績賞の選定(総務)(資料No.616-承-1)
本理事会の開催直前に、功績賞選定委員会が開かれ阪田氏、田中氏、中田氏の3 名を
功績賞の受賞者として承認した。
1.2 2016 年度業績賞について(総務)(資料No.616-承-2)
2016 年度業績賞について提案があり、原案通り全員異議なく承認した。
1.3 公益目的支出計画の完了年月日の変更申請について(総務)(資料No.616-承-3)
公益目的支出計画の完了年月日の変更申請についての提案があり、延長申請手続きを行う旨
原案通り全員異議なく承認した。
【今回はskype 参加なし】 司会者は、理事3 名がSkype によるインターネット通話を利用した参加で
ある旨を伝え、出席者が一堂に会すると同等に、適時・的確な意見表明が互いに可能な状態となってい
1.4 委員長等の任期延長(DP・教科書・歴史)(資料No.616-承-4)
委員長等の任期延長について提案があり、原案通り全員異議なく承認した。
1.5 2017 年度会誌編集委員会名簿(会誌)(資料No.616-承-5)
2017 年度会誌編集委員会名簿について提案があり、原案通り全員異議なく承認した。
1.6 ICMU2014 国際会議終了報告書(調査研究)(資料No.616-承-6)
ICMU2014 国際会議開催終了の報告があり、原案通り全員異議なく承認した。
1.7 ICMU2015 国際会議終了報告書(調査研究)(資料No.616-承-7)
ICMU2015 国際会議開催終了の報告があり、原案通り全員異議なく承認した。
1.8 ICMU2017 国際会議開催申請書(調査研究)(資料No.616-承-8)
ICMU2017 国際会議開催申請の提案がり、原案通り全員異議なく承認した。
1.9 連続セミナー2017 企画案(技術応用)(資料No.616-承-9)
連続セミナー2017 企画案について提案があり、原案通り全員異議なく承認した。
なお、各回のセミナータイトルについては産業界(IT エンジニア)に興味を持ってもらえる
よう工夫をする。また、セミナーのアーカイブ映像については2016 年度より始めているが、
その活用方法については議論がすすんでいない為、学会価値向上という側面から企画政策委
員会で一旦議論をすることとした。
1.10 CITP 制度のIP3 認定取得に当たっての人材育成積立資産取り崩しのお願い(技術応用)
(資料No.616-承-10)
CITP 制度のIP3 認定取得に当たっての人材育成積立資産取り崩しに関する提案があり、原案
通り全員異議なく承認した。2017 年度にIP3 の認定取得を行う。
1.11 高等学校教科「情報」の英文表記について(教育)(資料No.616-承-11)
オブザーバとして出席された萩谷情報処理教育委員会委員長より高等学校教科「情報」の英
文表記について提案があり、原案通り全員異議なく承認した。
1.12 スーパーコンピューティングコンテストへの共催申請および 寄付の扱い・運用要項(案)
について(教育)(資料No.616-承-12)
スーパーコンピューティングコンテストへの共催申請および 寄付の扱い・運用要項(案) に
ついて提案があり、原案通り全員異議なく承認した。
1.13 2016 年度優秀教育賞ならびに優秀教材賞受賞者選定報告(教育)(資料No.616-承-13)
2016 年度優秀教育賞ならびに優秀教材賞受賞者選定の結果報告があり、原案通り全員異議な
く承認した。
1.14 委員会設置のお願い(教員免許更新講習委員会)(教育)(資料No.616-承-14)
2014 年度よりワーキンググループの体制で時限として活動をすすめてきた教員免許更新講
習について、次年度より常置委員会設置の提案があり、原案通り全員異議なく承認した。
■2.審議事項
2.1 企画政策委員会関係
(1) 中長期戦略の検討状況(提言書目次案)(資料No.616-審-1-(1))
企画政策委員会(長期戦略理事)を中心に検討をすすめてきた中長期戦略について、今
年度の成果として取り纏めをすすめている提言書の目次案について説明がされた。
次回4 月理事会で提言書のドラフト版を提出しご意見を頂き、6 月上旬の理事会で最終
案を提出する。なお、今回の目次案の中に「教育・人材育成」というキーワードが見当
たらないので、いずれかのTOBE に含める等その扱いについて検討することとした。
(2) 会員増施策の状況(資料No.616-審-1-(2))
会員増施策の進捗状況について2016 年度活動状況の確認をした。
4 月の理事会に2016 年度まとめと2017 年度計画を埋めた更新版を提出する。
(3) 2015 年度監事付帯意見への対応状況:最終確認(資料No.616-審-1-(3))
2015 年度監事付帯意見への対応状況について最終確認をした。
2.2 事業計画・予算ほか(総務財務)
(1)2017 年度事業計画(2 次)・2016 年度事業報告(3 月現在)(資料No.616-審-2-(1))
2017 年度事業計画・2016 年度事業報告について提案があり、全員異議なく承認した。
なお、事業計画、事業報告それぞれについて以下の指摘事項、各種数値等を含め各担当
理事で確認、修正のうえ4 月理事会で最終確定版とする。
①事業計画
・前文 ジュニア会員向け施策に関する記述
これまでの活動をさらに発展させ、関与する各種委員会での活動によって相乗効果が
得られるという様な表現に変更。
・1.4 ①インパクトファクター取得申請中であったトランザクションCVA は現在の引用
状況から取得は困難な状況で、一度リジェクトされると3 年間は次の申請ができなく
なる事から審査を一旦中断する(リジェクトを避ける事ができ数年後に引用状況が改
善された時に審査の再開が可能)事となった為、表現を変更。
・1.5 ① IFIP IP3 認定取得の件を追加。
・1.6 ② を要約。
・2.会員数について ジュニア会員増施策の追記(大学新入生への案内、調査研究への協
力依頼など)。
②事業報告
・前文 中長期戦略に関する記述
・8.1(3) CVA のインパクトファクター取得申請の審査中断により書き換え。
(2)2017 年度予算(2 次)・2016 年度決算見込(3 月現在)(資料No.616-審-2-(2))
2017 年度予算、2016 年度決算見込について報告があり、原案通り全員異議なく承認した。
■3.報告事項(※以下以外の各種委員会議事録等については、別途Web 理事会で報告済み。)
3.1 総務/財務
3.1.1 2017 年度役員・代表会員選挙結果(資料No.616-総-1)
2017 年度役員・代表会員選挙結果について報告があり確認された。
3.1.2 定時総会までのスケジュール(総会招集について)(資料No.616-総-2)
定時総会までのスケジュール(総会招集について)について報告があり確認された。
なお、5 月12 日~15 日に予定している臨時理事会Web 審議は必ず参加し期日を厳守して頂
くよう依頼がされた。
3.1.3 法令・定款による理事の職務執行状況報告(12 月-2 月)(資料No.616-総-3)
理事の職務執行状況(12 月~2 月)について報告があり確認された。
3.1.4 第156 回総務財務運営委員会議事録(資料No.616-総-4)
第156 回総務財務運営委員会議事録の報告がされた。
3.1.5 2016 年度第11 回企画政策委員会議事録(資料No.616-総-5)
2016 年度第11 回企画政策委員会議事録について報告があった。
3.1.6 2016 年度ジュニア会員入会動向報告(資料No.616-総-6)
2016 年度ジュニア会員入会動向について報告があった。
入会動機、興味のある研究会等、今後ジュニア会員増施策を展開していくうえで参考となる
情報もあり各理事へ資料の参照依頼がされた。
3.1.7 「人工知能の研究開発目標と産業化のロードマップ」に関する意見交換会」議事録
(資料No.616-総-7)
3 省連携ですすめている「人工知能の研究開発目標と産業化のロードマップ」に関する意見
交換会」についての報告があった。
3.1.8 CJK Meeting 議事録(資料No.616-総-8)
第79 回全国大会の会期中に開催したCJK Meeting について報告があった。
引き続き、CCF(CNCC)、KIISE(Winter Conference)、IPSJ(第80 回全国大会)でCJK 連携
に関するミーティングを行う予定との報告があった。3 学会での国際会議共催に関し当学会
の方針を明確にする必要がある。
3.2 会誌出版/論文誌/調査研究/技術応用/事業
3.2.1 第217・218 回会誌編集委員会議事録・会誌モニタ評価・特集ほか(資料No.616-会-1)
第217・218 回会誌編集委員会議事録、会誌のモニタ評価・特集一覧、理事からのメッセージ
(Web 掲載 2,3 月掲載分)について報告があった。
3.2.2 会誌広告状況(2017 年3 月現在)(資料No.616-会-2)
2017 年3 月現在の広告状況について報告があった。
広告収入状況は低調であり、次年度に向けて広告獲得への協力依頼がされた。
3.2.3 情報処理学会公式LINE スタンプリリースに関するご報告(資料No.616-会-3)
情報処理学会公式LINE スタンプリリースに関する報告があった。
LINE ストアーランキング11 位やIT media、Twitter 等オンラインメディアでもニュースで
取り上げられる等、大変好評であった。学会プレゼンスの向上という意味では十分な効果が
得られた。
3.2.4 ジャーナル・JIP 特集/トランザクション発行状況(論文誌)(資料No.616-研-1)
ジャーナル・JIP の特集、およびトランザクションの発行状況ついて報告があった。
3.2.5 2016 年度技術応用活動(ソフトウエアジャパン2017)終了報告(資料No.616-技-1)
2016 年度技術応用活動(ソフトウエアジャパン2017)の終了報告があった。
収支としては、スポンサー減が響き対前年度で若干減となったものの、参加者は767 名と歴
代2 位の参加を頂き会議としては盛会であった。
3.2.6 「ソフトウエアジャパン2017」アンケート(資料No.616-技-2)
「ソフトウエアジャパン2017」アンケートについて報告があった。
3.2.7 2016 年度IT フォーラム活動報告(資料No.616-技-3)
2016 年度IT フォーラム活動の報告があった。
3.2.8 デジタルプラクティス:特集リスト・ダウンロード数(資料No.616-技-4)
デジタルプラクティスのダウンロード数・特集リストについて報告があった。
3.2.9 2016 年度CITP 個人認証資格更新者報告(資料No.616-技-5)
2016 年度CITP 個人認証資格更新者の報告があった。
3.2.10 CITP 認定者への無料入会権配布について(報告)(資料No.616-技-6)
CITP 認定者への無料入会権配布についての報告があった。
参考 理事会アクションアイテムリスト(資料No.616-参-1)
理事会アクションアイテムリストの進捗と追加アイテムの確認を行った。
以上