論文誌「ゲームプログラミング」特集 論文募集

論文誌「ゲームプログラミング」特集 論文募集

2011年9月1日
論文誌ジャーナル編集委員会


 外国ではチェスを始めとしたゲームを対象にした研究が盛んに行なわれ、強いプログラムを作りたいという動機付けのもとで、探索、プラニング、機械学習、専用マシンアーキテクチャー、ゲームプレイヤの認知、等などさまざまな分野の発展に大いに貢献してきました。一方、日本には将棋や囲碁といった伝統的な優れたゲームがあり、これらがチェスの次のターゲットとして国際的に大変注目されており、ゲームプログラミングに関する研究が国内でも盛んになってきています。本特集では、『ゲームプログラミング』に関する最新の成果を特集号としてまとめて掲載することを意図しています。対象分野としては、ゲームプレイングプログラム、パズルを解くアルゴリズム、パズル創作プログラム、ゲームをプレイする人間の認知科学、ゲーム戦略知識の学習、テレビゲーム、インターネット上のゲーム、ゲーム理論の応用による人間の行動の解析、マルチエージェントのゲーム(たとえばサッカー)、ゲームの歴史のコンピュータを用いた分析、コンピュータを用いた新しいゲームの開発、ゲーム向きコンピュータアーキテクチャ、コンピュータによる人間のゲーム熟達の支援、この他、ゲームプログラミングに関するものであれば広く一般を対象とします。奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内(2008年9月改訂版)によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし、電子投稿の要領に従って手続きを進めてください。なお、このURLは日本語論文専用です。英語論文の投稿先は異なりますので、十分にご確認の上、ご投稿ください。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit.do

※論文の言語は日本語または英語ですが、英語論文の場合は上記のURLではなく、下記からお願いします。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit_en.do
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2012年2月20日(月)

(4)特集号予定  2012年11月号

(5)掲載料に関する補足
採択された日本語の論文は規定の掲載料が必要になりますが、英語論文の掲載料は必要ありません。情報処理学会論文誌では2010年8月1日から2012年7月31日までに投稿された英語論文の掲載料は無料となっています。

(6)特集号編集委員
編集委員長:田中哲朗(東京大学)
委   員:飯田弘之(北陸先端科学技術大学院大学)、伊藤毅志(電気通信大学)、金子知適(東京大学)、岸本章宏(東京工業大学)、小谷善行(東京農工大学)、佐々木宣介(県立広島大学)、佐藤 誠(東芝)、篠田正人(奈良女子大学)、滝沢武信(早稲田大学)、鶴岡慶雅(北陸先端科学技術大学院大学)、中村貞吾(九州工業大学)、橋本 剛(松江工業高等専門学校)、松原 仁(はこだて未来大学)、村松正和(電気通信大学)、ライエルグリムベルゲン(東京工科大学)

以上