論文誌「持続可能な社会を実現するコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集

論文誌「持続可能な社会を実現するコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集

2019年12月16日
2020年3月18日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


 2015年9月、国連サミットにおいて「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。SDGsは2016年から2030年までの間、発展途上国のみならず先進国も取り組むべき普遍的な開発目標です。この目標達成には情報通信技術の活用が大きな役割を果たせる可能性があります。このSDGsにおける17のゴールや、その中で日本政府が実施する8つの優先課題の中には、「テレワークの推進」「オフィス改革」「公平で質の高い教育」「情報のバリアフリー」「医療情報共有」「災害情報システム」のように、グループウェアとネットワークサービス研究会で扱ってきたトピックが数多く含まれていることがわかります。
 このような状況認識に基づき、情報処理学会論文誌において「持続可能な社会を実現するコラボレーション技術とネットワークサービス」特集号を規格することを提案いたします。本特集において時宜を得て迅速に関連する研究論文を一括掲載することにより、社会に成果を公開・共有し、グループウェアとネットワークサービスに関する研究の一層の発展に寄与することを目指します。
 本特集号で取り扱う主なトピックは、協調作業・協同活動支援、知識・情報共有、ソーシャルコンピューティング、コミュニティ分析、協調フィルタリング、安全・安心・新たな体験を創出するネットワークサービス、センサーネットワークを利用したサービス、医療・福祉・防災・観光等のためのネットワークサービス、分散あるいは実空間コラボレーション支援、教育・学習支援、マルチプレイヤーゲーム、コミュニケーション研究の理論・技術・応用・評価・実装・実践などを含みます。また、これに限定するものではなく、グループウェアとネットワークサービスに関する論文を広く募集します。なお、今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<editt-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2020年 3月23日(月) 4月8日(水)*締切延長しました

(4)特集号予定  2021年1月号

(5)特集号編集委員
編集委員長:井上亮文(東京工科大学)
幹   事:宮田章裕(日本大学)、角田啓介(NTT)
委   員:阿倍博信(東京電機大学)、市川裕介(NTT)、市野順子(東京都市大学)、市村 哲(大妻女子大学)、伊藤淳子(和歌山大学)、井上智雄(筑波大学)、江木啓訓(電気通信大学)、大平雅雄(和歌山大学)、岡嶋成司(富士通研究所)、岡田謙一(慶應義塾大学)、岡本昌之(トヨタ自動車)、金井秀明(JAIST)、金子 聡(日本IBM)、川口信隆(日立製作所)、爰川知宏(NTT)、小林 稔(明治大学)、斉藤典明(東京通信大学)、塩澤秀和(玉川大学)、高田秀志(立命館大学)、中村亮太(武蔵野大学)、櫨山淳雄(東京学芸大学)、服部 哲(駒澤大学)、福島 拓(大阪工業大学)、三樹弘之(沖コンサルティングソリューションズ)、本橋洋介(NEC)、由井薗隆也(JAIST)、湯澤秀人(富士ゼロックス)、吉野 孝(和歌山大学)

以上