論文誌「気づきのあるネットワーク運用技術」特集 論文募集

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論文誌「気づきのあるネットワーク運用技術」特集 論文募集

2024年2月14日
論文誌ジャーナル編集委員会


 2023年3月に新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)対策のマスクの着用が個人の判断に委ねられ、5月にはCOVID‑19は感染症法上の位置付けも変更となりました。一昨年から始まっていたニューノーマルの生活様式を超えて、COVID‑19前の生活が戻りつつあります。パンデミック時に整備されたテレワークやオンライン講義は既に生活の一部となり、今後も活用が続いていくと予想されています。その一方で、パンデミック前から利用している情報システムとパンデミックに対応するために整備された情報システムの両者を運用していかなければならないことが想定されます。ネットワークの重要性は日に日に増しており、運用管理を行う者たちの負担が少なくなることはありません。幸いなことにこれらを監視し制御する技術も発展してきていますが、膨大な監視データを活用できず、障害発生後に初めて確認を行うということが少なくありません。これらのデータを適切に処理・活用し、問題発生の前兆に気づかせることで、情報システムの可用性を向上し運用管理者の負担軽減を達成することが求められています。同時に情報システムの利用者にも障害や問題が発生したことを気がつかせ、適切なアクションを取らせるようにしていくことも重要です。運用中のシステムに障害が発生した際に、何が起こるかをあらかじめ気づかせることで被害を最小限に抑えようという技術も活用する必要があるでしょう。
 本特集号では、運用者や管理者、利用者全ての人に気づきのあるネットワーク運用管理技術に関する課題や取り組みに焦点を当て、これからの情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関する論文を掲載します。また理論中心ではなく実践の中で問題解決を図っており、他の環境においても有益であると考えられる論文を積極的に評価します。以上により、情報システム等に関連する様々な運用技術の発展に寄与することを目指します。本特集号は以下のトピックを対象としますが、必ずしもこれらに限定するものではありません。

  ● システム運用・管理・監視・制御のための技術
  ● システムの障害対応の技術
  ● システム運用管理における人材教育
  ● その他、システムの運用管理・ICTに関する話題

奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。

https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj

ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<s1m-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。

なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。

論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2024年5月15日(水)

(4)特集号予定  2025年3月号

(5)特集号編集委員
編集委員長:吉浦紀晃(埼玉大学)
幹  事 :三島和宏(大阪教育大学)
編集委員 :池部 実(大分大学)、今泉貴史(千葉大学)、大谷 誠(佐賀大学)、大森幹之(鳥取大学)、柏崎礼生(近畿大学)、北口善明(東京工業大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、敷田幹文(高知工科大学)、土屋英亮(電気通信大学)、中山貴夫(京都女子大学)、中村 豊(九州工業大学)、萩原威志(新潟大学)、鳩野逸生(神戸大学)、福田 豊(九州工業大学)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)、石島 悌(大阪府立大学工業高等専門学校)

以上

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