論文誌「AI時代のコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集
論文誌「AI時代のコラボレーション技術とネットワークサービス」特集 論文募集
論文誌ジャーナル編集委員会
現代社会では、AIとデジタル技術が日常生活に不可欠な要素となっています。AI時代の進展により、人間の働き方やコミュニケーションのスタイルが劇的に変化しており、遠隔地との協力や国境を越えた情報交換が一般化されています。これにより、多様な背景を持つ個人や組織間で新たなコラボレーションの形が生まれ、創造的かつ効率的な問題解決が可能となっています。しかし、このような技術の急速な発展は、プライバシーの侵害、デジタルディバイドの拡大、そして人間関係の希薄化といった新たな課題も引き起こしています。さらに、AIを介したコミュニケーションが利便性を向上させる一方で、インフォーマルな対話や偶発的なインタラクションが減少し、人間関係の希薄化が進んでいます。このような状況において、技術の進化する中で対人関係の質や社会的つながりの重要性が再認識されています。こうした課題に対応し、技術と人間の共存をより良い形で実現するために、コラボレーション技術とネットワークサービスがますます重要な役割を果たすと考えられます。このような状況認識に基づき、情報処理学会論文誌において「AI時代のコラボレーション技術とネットワークサービス」特集号を企画いたしました。本特集において時宜を得て迅速に関連する研究論文を一括掲載することにより、社会に成果を公開・共有し、コラボレーションおよびネットワークサービスに関する研究の一層の発展に寄与することを目指します。
本特集号で取り扱う主なトピックは、コミュニケーションとインタラクション、アウェアネス、ナレッジマネジメント、情報共有技術、分散/実空間支援システム、AI/ロボット応用、サイバースペースとメタバース、マルチユーザ/マルチモーダルインタフェース、リモートワーク/テレワーク、異文化交流、対話分析、社会/行政サービス、電子商取引、ソーシャルメディア、クラウドソーシング、オンラインエンタテインメントなどを含みます。また、これらに限定するものではなく、コラボレーションとネットワークサービスの理論と技術に関する論文、医療・福祉・教育・防災・観光をはじめとする様々な領域におけるコラボレーションとネットワークサービスの実践と評価に関する論文を広く募集します。なお今回の論文誌ジャーナル特集号の編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。
投稿要領
(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。
https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj
ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<s1m-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。
なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。
(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。
(3)投稿締切 2025年3月24日(月)
(4)特集号予定 2026年1月号
(5)特集号編集委員
編集委員長:中西英之(近畿大学)
幹 事 :森 幹彦(法政大学)、東 孝文(東京電機大学)
編集委員 :磯 和之(東京情報デザイン専門職大学)、市川裕介(埼玉大学)、市野順子(東京都市大学)、市村哲(大妻女子大学)、伊藤淳子(和歌山大学)、井上亮文(東京工科大学)、井上智雄(筑波大学)、江木啓訓(電気通信大学)、越後宏紀(フリーランス)、大津耕陽(立命館大学)、大平雅雄(和歌山大学)、岡嶋成司(富士通)、岡田謙一(慶應義塾大学)、小川剛史(東京大学)、金井秀明(北陸先端科学技術大学院大学)、川口一画(筑波大学)、川口信隆(日立製作所)、岸野泰恵(日本電信電話)、呉 健朗(ソフトバンク)、斉藤典明(東京通信大学)、佐々木孝輔(中央大学)、塩澤秀和(玉川大学)、諏訪博彦(奈良先端科学技術大学院大学)、岨野太一(長崎大学)、高島健太郎(東京理科大学)、櫨山淳雄(東京学芸大学)、服部 哲(駒澤大学)、福島 拓(大阪工業大学)、三樹弘之(沖コンサルティングソリューションズ)、宮田章裕(日本大学)、由井薗隆也(北陸先端科学技術大学院大学)、湯澤秀人(富士フイルム)、吉野 孝(和歌山大学)