JIPの季刊化について

JIPの季刊化について


2011年9月15日

論文誌ジャーナル編集委員会
Editorial Committee of the Journal of Information Processing


 論文誌編集委員会では、学会の国際化推進にJIP(Journal of Information Processing)のインパクトファクターが重要であることと考え、数年かけて検討を重ねて参りました。7月には、会長および事務局長がトムソンロイターのフィラデルフィアオフィスを訪問し、面談の結果、インパクトファクター取得に向けては、随時発行をしているJIPを季刊化することは必須であるという結論に達しました。このたび、第567回理事会(2011年7月28日)において、その旨承認されましたのでご報告させていただきます。

以下、JIP季刊化に関する方針を述べます。
1)編集規程の変更
 編集規程第3章第6条 A. Journal of Information Processing(5)に季刊とすることを明示する。
2)巻号について
 巻は今までのものを引き継ぐかたちで2012年をVol.20とする。1月、4月、7月、10月の年4回発刊とし、それぞれ1号〜4号とします。1号につき3ヶ月分を掲載するということとなります。なお、ISSN番号の変更はありません。
3)特集の取り扱い
 和英論文どちらでも受け入れる特集号があります。インパクトファクターを取得するためには、季刊化して何月何日発行となっていることが重要であり、特集分の英文論文を五月雨式に追加するのはよくありません。このため、特集号の英文論文は、論文誌ジャーナル発行直後の季刊のJIPに掲載することにします。「JIPが正本である」というのは今までと変わりませんが、この方法ですと、ほとんどの場合、和文の特集論文が季刊のJIPより先に発行されることになります。そのため、これまでの和文論文誌掲載の英文論文をJIPのリプリントとしていた位置付けを、プレプリントとすることに変更いたします

 2)、3)につきましては2012年より実施する予定です。インパクトファクター取得申請のための編集体制等も順次整えていくことにしておりますので、皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

以上