2026年度役員改選の投票について

2026年度役員改選の投票について

1. Webサイトの投票画面記載の候補者は理事会で推薦する方々です. 
以下の役員候補者名簿および担当業務詳細等をご参照のうえ, 選定する役員候補者について, e-mailで送信の「Web投票のお願い」にある手順を参考にWeb投票にてご投票ください. 
 
2. 投票は,2026年2月25日(水)24:00までを有効とします. 
 
※「Web投票について」 のFAQ⇒こちらから
※「役員担当業務等詳細・2026年度留任役員および退任役員名簿」⇒こちらから (PDF)
 

役員改選候補者名簿

役職名

改選定数

氏名 所属
副会長候補 1 高岡 詠子* 上智大学理工学部 教授
塚本 昌彦 神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻 教授
監事候補 1 小川 秀人 株式会社日立製作所研究開発グループ 主管研究長
理事A候補 8(内2名は女性) 徳永 雄一 金沢工業大学情報デザイン学部経営情報学科 教授
阿倍 博信 東京電機大学システムデザイン工学部 教授
中野 由章 工学院大学附属中学校・高等学校 校長/工学院大学教育開発センター 特任教授
吉廣 卓哉 和歌山大学システム工学部 教授
相薗 敏子* 株式会社日立製作所デジタルシステム&サービス統括本部経営戦略統括本部渉外本部ルール形成推進部 部長
白井 詩沙香* 大阪大学D3センター 准教授
遠山 紗矢香* 静岡大学情報学部 准教授
宮下 健輔 京都女子大学現代社会学部現代社会学科 教授/情報基盤部長/情報基盤センター長
鎌本 優 NTT株式会社コンピュータ&データサイエンス研究所 主幹研究員
牛久 祥孝 株式会社NexaScience 代表取締役/オムロンサイニックエックス株式会社 リサーチバイスプレジデント
披田野 清良 株式会社KDDI総合研究所 エキスパート
谷口 幸子* 三菱電機株式会社情報技術総合研究所システムアーキテクチャ技術部 シニアエキスパート
稲葉 利江子* 東京科学大学リベラルアーツ研究教育院 教授
中澤 仁 慶應義塾大学環境情報学部 教授
義久 智樹 滋賀大学データサイエンス学系 教授
山内 利宏 岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域 教授
理事B候補 2 鵜林 尚靖 早稲田大学理工学術院国際理工学センター 教授
戸田 智基 名古屋大学情報基盤センター 教授
理事D候補 1(2期目) 寺田 努 神戸大学大学院工学研究科 教授
1(1期目) 大内 一成 株式会社東芝Nextビジネス開発部イノベーション事業推進室 シニアフェロー/プロジェクト推進部 シニアマネジャー

※[候補者名(ローマ字,*は女性),出身校学部卒年,勤務先および役職名(2026年1月現在),略歴・抱負等]


■副会長

高岡 詠子*(TAKAOKA,Eiko)(慶大 1990卒) 上智大学理工学部 教授

[略歴] 慶大・理工・博士課程修了,博士(工学). 日本学術会議連携委員, 情報教育, 医療情報学, 自然言語処理の研究に従事.本会理事(2016-17/2021-22教育, 2024-25会誌・出版), 情報科教員・研修委員会委員長, 情報処理教育委員会副委員長, 情報処理に関する法的問題研究グループ主査等を歴任.2007山下記念研究賞,2014学会活動貢献賞. 本会フェロー.
[抱負] 教育担当理事の4年間,文部科学省委託事業2件に連携機関として参画し,大学入学共通テストへの「情報I」導入では,本会の適切な意見表明に貢献しました.現在は会誌・出版担当理事として,編集委員会体制刷新による協働と企画多様化,長期課題対応を2軸に,時代に即した会誌発行を実現しています.情報科教員・研修委員長として,文部科学省と連携し高等学校情報科教員研修やDXハイスクール伴走支援事業に参画し,全国規模の研修体系の構築・運営と地域支援体制の整備を推進しました.3期6年間の理事経験を通じ,学会の価値は『つながりと共創』であることを実感しました.研究成果を教育や産業に還元し,産学連携でイノベーションと次世代人材育成を推進,個人のリスキリング・キャリアアップを支援し,教育界・企業・ジュニア会員・初等中等教育の教員など多様な人材をつなぎ,急速に変化する社会課題に応える共創型学会を目指します.教育界から初めての女性副会長として多様な視点を学会運営に生かしながら会長を支え,誰もが参画し共創できる学会の実現に貢献したいと考えています.

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■副会長

塚本 昌彦 (TSUKAMOTO,Masahiko) (京大 1987卒) 神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻 教授

[略歴] 1989年京大工修士了,シャープ, 阪大工講師, 助教授を経て, 2004年より神戸大工教授. 工博, 2つのNPOの理事長・会長. ウェアラブル・IoTのシステムと応用を研究. 本会会誌編集長(2014-17年), 理事(2009-10年、2024-25年) , DCC研究会主査(2012-15年).
[抱負] 情報処理技術は今, 歴史的な転換点を迎えています. AIは既に博士レベルの専門性と知能を獲得し, 人間と対等に協働できる段階に入りました. それはさらに知性を拡大しようとしています. 2045年のシンギュラリティを待つまでもなく, 数年後には人類規模の変革が起こりそうです. 私はこれまで「来年には街中の人が皆スマートグラスを装着する」や「2030年にはサイボーグになる」と語ってきました. 今, その未来が現実の技術に追いつきつつあります. この状況で, IPSJには三つの使命があると考えます. 第一に,AIと協働・共生するための新しい研究・社会倫理と学術プロトコルを確立すること. 第二に, 生成AIやスマートグラスなど急成長領域において, 技術と社会の橋渡し役として学会の役割を再定義すること. 第三に, 若手や子供たちがAIと共に未来を設計できるよう, 学際的・国際的な環境を整備することです. ワクワクする未来を「語る」段階から「創る」段階へ. 私はこの大きな変革期に学会が果たすべき役割を力強く推進したいと考えています.

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■監事

小川 秀人(OGAWA, Hideto)(名大 1994卒) (株)日立製作所研究開発グループ 主管研究長

[略歴] 1996年名古屋大学大学院修士課程修了. 同年日立製作所入社. ソフトウェア工学の研究開発に従事. 2015年北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)博士後期課程修了. 博士(情報科学). JAIST産学官連携客員教授, 東京大学大学院非常勤講師など兼務.2022-23年度本会理事.
[抱負] エージェンティックAIの普及やDX/AXの進展により, 本会が担う社会的役割は一段と高まっています. 大きな変革期にある今こそ, 組織としての健全性と透明性を確保し, 会員や社会の信頼に応え続ける運営が不可欠です. 私は企業での研究開発と実務を通じ, システム開発やプロセス改善, AI品質保証, さらには組織ガバナンスへの見識を深めてきました. また, 複数の大学で講義を担当し学術の普及に努めるとともに, 本会においても技術応用担当理事や各種委員会, 研究会運営などに長年携わってまいりました. 監事としては, これら実務と教育そして組織運営の現場で培った多角的な検証視点を礎に, 事業の執行状況や意思決定のプロセスが適正に機能しているかを客観的かつ公正に把握することで, 円滑な本会運営に寄与いたします. 形式的な監査に留まらず, リスク管理の徹底や効率的な組織基盤の構築に向けた建設的な助言を通して, 本会の持続的な発展と会員価値のさらなる向上に貢献する所存です.

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■理事A

徳永 雄一 (TOKUNAGA, Yuichi) (東理大 1990卒) 金沢工業大学情報デザイン学部経営情報学科 教授

[略歴] 1990年度三菱電機(株)入社, 高信頼計算機・情報ネットワークに関する研究開発に従事. 2009年度立命館大博士課程修了, 2019年度より現職. 本会ではITS研究会主査, 論文特集号編集委員長などを歴任. 山下記念研究賞, DICOMO活動功労賞, 研究活動貢献賞などを受賞.
[抱負] LLMはAIの大衆化をもたらし, 人々の日常の知的活動にAIが寄り添う新たな社会を形成するとともに, 情報処理技術の応用範囲を飛躍的に拡大させることに寄与しました. 同時に, 過度なAI依存による人の知的活動の退化という脅威に対し対策を検討する時期が到来したと感じています. 私は本会の「情報処理」を, 計算機に対するものだけではなく, 人の情報処理能力にも広げ, 機械と人とが知性を活用・向上し合う社会実現のための研究フィールドへと発展させたいと考えます. そのために, 本会会員, とくに若手会員が意識向上できる会でありつづけるための施策に力を注ぎたいと思います. これまで10年以上に渡り本会研究会, シンポジウムの運営に携わり, 本会が学生たちの知性成長に大きな影響を与えていることを実感しています. 彼らの社会への興味を強め, 好奇心を掻き立たせ, 積極的な知的活動へと誘導できる施策提案に全力を尽くしていきたいと思います.

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■理事A

阿倍 博信 (ABE, Hironobu) (慶大 1988卒) 東京電機大学システムデザイン工学部 教授

[略歴] 1990年,慶應義塾大学理工学研究科修士課程修了,同年三菱電機株式会社入社.以来,マルチメディア応用システムの研究開発に従事.2018年,東京電機大学教授.博士(工学).本会フェロー.DICOMOシンポジウム運営委員,DCC研究会主査,論文誌編集委員会NWG主査などを歴任.
[抱負] 現在,米国のGAFAMを中心に国内でも研究開発が進んでいるAIが文章,画像,音声,動画などを生成する生成AIが注目されており,国内でも爆発的な普及が予測されています.生成AIは日常生活での活用や通常のビジネス用途だけでなく,コンピュータプログラムやデザインの生成も可能であるため適用範囲が広く,今後は人間の活動を支える基盤技術として期待されているものの,課題も山積しています.本会では,これまでも論文誌,研究発表,イベントなどの活動を通じて産官学の技術者,研究者の交流の場を提供してきました.今後も,企業・大学での研究開発,教育経験や本会でのDICOMOシンポジウム運営委員,DCC研究会主査,論文誌編集委員会グループ主査などの学会運営経験を活かし,生成AI時代における基盤となる情報技術を支える本会の発展に向けて,貢献したいと考えています.

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■理事A

中野 由章 (NAKANO,Yoshiaki) (芝浦工大 1988卒) 工学院大学附属中学校・高等学校 校長/工学院大学教育開発センター 特任教授

[略歴] 技術士(総合技術監理・情報工学). 略歴:日本IBM大和研究所, 三重県立高校, 千里金蘭大学, 大阪電気通信大学, 神戸市立高校を経て現職. 本会シニア会員, 情報処理教育委員会委員長. 山下記念研究賞(2015), 学会活動貢献賞(2016), 科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(2017), 大会優秀賞(2018), 視聴覚教育・情報教育功労者文部科学大臣表彰(2024).専門分野:情報教育.
[抱負] 本会の発展には,ジュニア会員・学生会員・企業の技術者など,若手や幅広い分野からの会員を獲得する必要があります.そのため,本会に対する学界・産業界から期待に応えつつ,肥大化した事業を整理統合し,事務局と連携してしなやかで強靭な組織づくりを行いたいと考えています.そして,文部科学省,教育委員会,企業・団体,関連学協会等との連携を強化して積極的に提言等を発信し,情報学分野における日本最大の学会としてのプレゼンスを高めます.現在,中央教育審議会教育課程部会では,次期学習指導要領改訂に向けての議論が活発に行われています.そこでは,本会の萩谷会長が中核的なご活躍をされています.私は,大学教員であると同時に,中学校・高等学校校長でもあるので,萩谷会長を支え,高校の情報科を中心とした初等中等教育,大学での数理・データサイエンス・AI教育,大学入学共通テストにおける「情報」の拡充などを通じて,本会の未来を切り拓き,情報学分野の発展に寄与したいと考えています.

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■理事A

吉廣 卓哉 (YOSHIHIRO, Takuya) (京大 1998卒) 和歌山大学システム工学部 教授

[略歴] 2003年京大院工学研究科博士後期課程修了.博士(情報学).和歌山大学助手,講師,准教授を経て和歌山大学教授(システム工学部).DPS,MBL,ITS研究会の運営委員,幹事等を歴任.2018年情報処理学会論文賞.2025-26年技能五輪サイバーセキュリティ職種分科会副委員長.
[抱負] 情報技術は, 今や社会の動脈たる基盤であり,AIの急速な発展により,学術のみならずあらゆる個人・社会活動においてその重要性が一段と高まっています.今後の情報分野では,交通,流通,医療,製薬,農業,工業,行政,教育,デザインなど,幅広い領域との連携を通じて研究を深化させ,社会実装を加速させる局面にあります.その中で情報系の研究者・技術者は,量子コンピュータやAI等をはじめとする新技術の習得だけでなく,他分野の知識や課題への理解を深め,異分野と円滑に協働できる素養が求められます.本会は、このような学術・産業の動きを横断的に支え,日本の情報産業の発展に寄与し得る重要な組織だと思います.私は,本会の強みとネットワークを最大限に活かして,分野横断の取り組みを支援するとともに,次世代人材の育成や研究成果の社会実装を後押しできるような貢献ができれば幸いです.

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■理事A

相薗 敏子* (AIZONO, Toshiko) (東工大 1992卒) (株)日立製作所デジタルシステム&サービス統括本部経営戦略統括本部渉外本部ルール形成推進部 部長

[略歴] 1992年東京工業大学総合理工学研究科システム科学専攻修士課程修了.同年(株)日立製作所入社.自然言語処理/ AIの研究およびソリューション開発に従事し,2022年より国際標準化に従事.情報規格調査会役員(2023年-) SC42専門委員会WG3幹事(2022年-)JWG4主査(2025年-).
[抱負] 情報処理技術は重要な社会インフラとして人々の暮らしを支えています. 私は, 情報処理技術, 特にAIやデータ利活用技術の普及・発展および我が国の産業競争力の向上のため, 国際標準化活動を通じて, 産業界と学術界の橋渡しを行ってきました. 標準化は, 製品の互換性や信頼性の確保ならびにコストの低減といった効果を企業にもたらし, 消費者には高品質な製品や利便性という価値を提供しています. また標準化は, 新たな価値軸を生み出す市場創出戦略のためのツールとしてもフォーカスされています. 生成AIや協調安全など新領域において国際的な議論を深め, 国や地域の倫理・法制度との調和を図りながら, 持続可能なデジタル社会の構築に貢献したいと考えています. 多様な視点を尊重し学会と産官の連携を強化することで, 日本の優れた技術とノウハウを世界に発信する学会運営を目指します.

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■理事A

白井 詩沙香* (SHIRAI, Shizuka) (武庫川女子大 2007卒) 大阪大学D3センター 准教授

[略歴]2015年武庫川女子大学大学院生活環境学研究科博士課程修了.博士(情報メディア学).同大学助教,大阪大学講師を経て,2024年より現職.ヒューマンコンピュータインタラクション,教育工学の研究に従事.本会コンピュータと教育研究会幹事,論文誌教育とコンピュータ幹事,会誌編集委員会EWG主査等を歴任.2018年度山下記念研究賞受賞.
[抱負]様々な社会課題に加え,生成AIをはじめとする情報技術の急速な発展により,社会のあらゆる場面で変革が求められています.本会が担ってきた情報発信や,様々なステークホルダーをつなぎ新たな価値を創出する場の充実が,より一層重要になると考えます.私自身はコンピュータと教育研究会幹事,論文誌「教育とコンピュータ」幹事として,主に教育分野の研究コミュニティの運営に携わってまいりました.また,会誌編集委員会ではEWG(教育分野)主査として,「ぺた語義」や「情報の授業をしよう」など多様な記事の企画・編集を通じて,専門性の異なる読者に向けた情報発信と,異分野間の橋渡しに取り組んでまいりました.この経験を活かし,産官学を結ぶコミュニケーションの場の充実,ジュニア会員をはじめとする次世代が活躍できる場の創出などに取り組めればと考えております.微力ながら本会の活動を通して,社会に貢献していきたいと思っています.

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■理事A

遠山 紗矢香* (TOHYAMA, Sayaka) (中京大 2005退学 修士課程飛び入学のため) 静岡大学情報学部 准教授

[略歴] 博士(認知科学).2009年静岡大学技術職員,2014年同教育学部特任助教,2018年同情報学部助教,講師を経て2024年より現職.専門分野は情報教育,学習支援・評価.2024-理事(教育担当),2024-中高生情報学研究コンテスト審査委員長,ダイバーシティ委員会副委員長他.
[抱負] 私は2024年に理事(教育担当)に選任され,高等教育へとつながる初等中等教育段階の情報教育を推進してきました.情報教育関係者が集う多くの場に参加する中で,社会を支える情報系人材育成への期待の高まりを強く実感しています.また,文部科学省,教育委員会,学校等と情報教育の重要性を共有し,次期学習指導要領改訂に向けた議論にも関わってきました.中高生情報学研究コンテスト審査委員長としては,中高生が情報学分野において高度な知識や技術を身につけ,専門性を発揮している姿を数多く目の当たりにしてきました.こうした経験を踏まえ,私は学会活動と研究活動を有機的に結び付け,産業界・行政・学校といった多様なステークホルダーと対話を重ねることで,本会の役割を一層高めるために務めてまいります.その際には,ジェンダーに限らず,地方,職種といった多様性を包摂した議論を推進することで,本会の一層の発展に貢献いたします.

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■理事A

宮下 健輔 (MIYASHITA, Kensuke) (阪大 1991卒) 京都女子大学現代社会学部現代社会学科 教授/情報基盤部長/情報基盤センター長

[略歴] 1996年大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了.博士(工学).同年岡山理科大学工学部電子工学科助手,2000年京都女子大学現代社会学部現代社会学科講師,2005年同助教授,2007年同准教授,2014年同教授.情報システムおよびネットワーク運用管理に興味をもつ.
[抱負] 大学では所謂「文系」の女子学生にITのリテラシーを身につけてもらうようTCP/IPの基礎やプログラミング等の授業を担当しつつ,情報基盤の整備,運用管理をしています.前世紀末頃,インターネットと運用技術(IOT)研究会(正確にはその前身のDSM研究会)への登録をきっかけに本会と関わり,研究会運営委員や研究会幹事を経て2017年から研究会主査を4年間務めました.その後,論文誌デジタルプラクティス編集委員に任じられ,2025年からは編集委員長を務めています.このような経験を踏まえ,ITそのものの発展はもちろん,教育や社会実践等への橋渡しに取り組んでいきたいと考えています.

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■理事A

鎌本 優 (KAMAMOTO, Yutaka) (慶大 2003卒) NTT(株)コンピュータ&データサイエンス研究所 主幹研究員

[略歴] 2005年東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了.同年日本電信電話株式会社(現,NTT株式会社)入社.以来,音声音響符号化の研究開発およびその標準化(MPEG-4 ALS, 3GPP EVS等)に従事.本会平成17年度論文賞.2012年博士(情報理工学). 2024年より現職.
[抱負] 音声・音響や画像・映像をはじめとするマルチメディア技術は,私たちの生活に深く浸透していますが,その恩恵を子どもから高齢者まで,誰もが同じように感じ,楽しめているわけではありません.多様な感覚やニーズに応じて,一人ひとりに適したきめ細かな情報メディア技術が求められており,提示方法やデバイスに関する様々な提案がなされています.人にやさしい情報技術の実現のためには,人間科学に基づく基礎研究の深化に加え使いやすい技術の普及を支える標準化,さらに社会実装に向けた産学官の連携を促進し,学会活動を通じた分野横断的な議論と人材育成が必要です.私は,企業研究者として研究開発だけではなく採用や育成などの人材戦略業務の経験を活かし,学生や若手研究者が新たな価値を創出するコミュニティとしての学会の役割を一層高めるために挑戦しやすい環境を整えていきたいと考えております.多様な人々が安心して情報処理技術の恩恵を享受できる包摂的な情報社会の実現に向けて,全力を尽くす所存です.

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■理事A

牛久 祥孝 (USHIKU, Yoshitaka) (東大 2009卒) (株)NexaScience 代表取締役/オムロンサイニックエックス株式会社 リサーチバイスプレジデント

[略歴] 2014年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了. NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 東京大学情報理工学系研究科を経て現在株式会社NexaScience代表取締役及びオムロンサイニックエックス株式会社リサーチバイスプレジデント. マルチモーダル機械学習やAIロボット駆動科学の研究に従事.
[抱負] 情報処理技術は今や, 単なる“道具”ではなく, 科学技術・文化・産業そのものを再定義しうる基盤となっています. 私は現在, AI が科学研究プロセス全体を加速・再発明する領域で起業と研究を進め, 日本企業・日本の研究者が持つ創造力を最大化する方法を探求しています. しかし同時に, 日本の国際的な存在感は相対的に弱まり, 研究成果のインパクトやプレゼンスが十分とは言えません. こうした状況を打破するため, 情報処理学会は学術的卓越性の追求と産学連携の強化, 社会実装への橋渡しという二つの役割をより強く果たすべきだと考えています. また, 私は次世代を担う若手研究者・技術者の育成をライフワークとしてきました. 情報処理学会として, 多様なキャリアパスを支えるメンター制度や研究資金支援, 産学共同プロジェクト機会の創出に取り組むことで, 若手一人ひとりが世界舞台で活躍できる環境を整えたいと思います.

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■理事A

披田野 清良 (HIDANO, Seira) (早大 2007卒) (株)KDDI総合研究所 エキスパート

[略歴] 2012年早稲田大学理工学術院博士後期課程修了後,同大助手を経て,2013年KDDI入社. 以来,KDDI総合研究所にて,AIセキュリティ等の研究開発に従事.UCサンディエゴ客員研究員(2021-22),通信文化協会前島密賞(2021),SCAT表彰会長賞(2024).博士(工学).
[抱負] 長年にわたり,セキュリティとAIの融合領域であるAIのためのセキュリティに関する研究に従事しています.本研究分野は,以前は少数の研究者によって推進されていましたが,数年前から領域の垣根を超えて,現在ではセキュリティやAIだけでなく様々な分野の研究者が参入し,セキュリティ分野において最大の研究領域となっています.これは,情報処理技術の複合的な実装の需要が高まっていることに加え,本学会をはじめとする分野横断的な取り組みが成果を上げている結果であると確信しています.今後,これらの技術の多くが社会に還元されると考えられます.しかし,複数分野の知識を要する現代の技術について,消費者の理解を得ることは容易ではありません.情報処理技術の普及には,技術の発信方法について再考することが重要であり,これは日本最大の本学会の役割の一つであると考えています.企業の研究者として日頃から社会実装を意識して研究開発に取り組んできた経験を活かし,前述の課題にも積極的に取り組みながら,本学会の継続的な発展に貢献する所存です.

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■理事A

谷口 幸子* (TANIGUCHI, Sachiko) (同志社大 1995見なし卒) 三菱電機(株)情報技術総合研究所システムアーキテクチャ技術部 シニアエキスパート

[略歴] 1997年同志社大学大学院工学研究科博士前期課程修了.同年三菱電機(株)入社.社会インフラ(通信・交通・エネルギー)・FA・宇宙システム等の通信・制御ネットワークに関する研究および製品開発への適用支援に従事,2024年より現職.本会モバイルコンピューティングと新社会システム研究会幹事.
[抱負] デジタル化や生成AIの進化により,多様な人や物,サービス,システムから得られたデータを活用し,新たな価値へと昇華させる,そのサイクルは今後さらなる加速が見込まれます.その一方で,AIが急速に進化をして人間の理解を超えると制御不能になり,人類に対する脅威やリスクとなり得ることに懸念を抱く人もいます.Society5.0が目指す,「持続可能性と強靭性を備え,安全と安心を確保するとともに,一人ひとりが多様な幸せを実現できる社会」への変革に向けて,情報処理技術が果たす役割はこれまで以上に重要性を増しています.私はこれまで,研究者として学術界でお世話になるとともに,企業では複数の産業分野のシステム開発の現場に携わってきました.これらの経験を活かし,本会がさまざまな分野の研究者と企業の技術者をつなぐハブとなり,デジタル化社会での中核的な役割を果たせるよう,微力ながら貢献したいと考えております.

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■理事A

稲葉 利江子* (INABA, Rieko) (日本女子大 1998卒) 東京科学大学リベラルアーツ研究教育院 教授

[略歴]2003年日本女子大学大学院博士後期課程修了. 博士(理学). メディア教育開発センター,情報通信研究機構,京都大学,津田塾大学を経て2025年9月より現職.教育におけるICT利活用,ユーザ中心設計などの研究に従事.本会情報処理教育委員会委員(2021〜,幹事2023〜),セミナー推進委員会委員(2019〜)などを歴任.
[抱負]私はこれまで,本会の委員会活動を通じて中等・高等教育の情報教育推進に取り組んでまいりました. 情報技術はいま,社会の構造そのものを変革するスピードで進化しています.2021年9月施行の「デジタル社会形成基本法」でも,情報活用に必要な能力の格差を生まないための教育と人材育成が国の重要課題として位置付けられています.しかし,AI技術の急速な普及と社会実装が進む現在,初等中等教育を含むあらゆる世代が,正確で実践的な情報技術を学ぶ環境の整備は急務です.その中で,本会が教育現場,産業界,学術界を結び,社会全体の情報リテラシー向上を牽引する役割はかつてないほど重要になっています.私は,これまで培った知見と経験を最大限に活かし,本会の存在感をさらに高め,未来のデジタル社会を力強く支える基盤づくりに貢献できればと思います.

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■理事A

中澤 仁 (NAKAZAWA, Jin) (慶大 1998卒) 慶應義塾大学環境情報学部 教授

[略歴] 2003年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了.博士(政策・メディア). 同年より慶應義塾大学において,分散システム,ディペンダブルシステム,ユビキタスコンピューティングシステム等の研究の従事.本会ユビキタスコンピューティングシステム研究会運営委員,幹事,主査等を歴任.2019年より現職.
[抱負] コンピュータが社会に浸透しつつある現在, 情報処理技術は現実世界の問題を発見し, 解決するのに必須となっています. 一方, さまざまな環境や産業、個人を想像すると, それらを取り巻く現実世界の問題へのアプローチは, 情報処理技術だけでは十分ではありません. 本会と, さまざまな他分野の学会等との接合が重要となっています. 学術分野を跨った交渉領域の問題に対して, 互いの知見を掛け合わせたアプローチから, より高度な知見が生み出されます.そうした新たな知見を世界の研究者コミュニティと共有し, 我が国の情報処理技術研究を活性化させていくことが, 次世代の研究者の活躍機会を拡大します. その意味では, 我が国での国際会議主催を積極的に推進して, 本会と海外学会, 国際研究コミュニティとの接合を深化させることも重要と言えます. 私はこのような, 本会と他分野との接合, 国際研究コミュニティとの接合を通じて, 会員の皆様の研究成果を拡大できるよう取り組んでまいります.

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■理事A

義久 智樹 (YOSHIHISA, Tomoki) (阪大 2002卒) 滋賀大学データサイエンス学系 教授

[略歴] 2005年阪大・情報科学・博士修了,博士(情報科学).京都大学助教,大阪大学准教授を経て現職.この間カリフォルニア大学客員研究員,同志社大学嘱託講師,神戸大学非常勤講師,NII客員准教授,大阪大学D3センター招へい教授.本会DCC研幹事,IEEE COMPSACローカル委員長等を歴任.本会フェロー.
[抱負] 情報処理技術は,生成AIや大規模データの活用により,社会の意思決定を支える基盤技術として,ますます重要性が高まっています.このような革新期において,学会には,新たな挑戦を後押しし,次の時代を切り開く役割が大きく期待されています.私は,IoT・ストリームデータの処理基盤に関する研究に長年取り組むとともに,企業と連携したシステム開発を通じて研究成果の社会実装も進めてきました.また,多数の国際会議や国内学会の運営に携わり,多様な分野・立場の研究者が集い議論する場を支えてきました.これらの経験を踏まえ,理事として,質の高い研究が継続的に発展する環境の整備,次世代を担う人材が成長する場の提供,研究成果が広く社会に還元される仕組みの構築,に取り組みたいと考えています.あわせて,学会活動そのものが新たな出会いや刺激を生み研究を深化させ,参加する価値を実感できる楽しく活気ある場にしたいと考え,理事選挙に立候補しました.日本有数の学会である情報処理学会の発展に,会員の皆様とともに貢献する所存です.

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■理事A

山内 利宏 (YAMAUCHI, Toshihiro) (九大 1998卒) 岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域 教授

[略歴] 2002年九州大学大学院システム情報科学府博士後期課程修了.博士(工学).同年九州大学助手,2005年岡山大学助教授,2021年より現職.OS,システムセキュリティの研究に従事.本会コンピュータセキュリティ研究会主査,OS研究会幹事,CSS実行委員長,SWoPP組織委員長等を歴任.論文賞(2013年),喜安記念業績賞,山下記念研究賞等受賞.
[抱負] 情報処理技術は社会の基盤として広がり続ける一方,サイバー攻撃の高度化やソフトウェアサプライチェーンの脆弱性など,解決すべき課題も増しています.私はこれまで,コンピュータセキュリティ研究会やシステムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会で,システムソフトウェアの高信頼化・高速化に関する研究に取り組み,研究会やシンポジウムの活性化,さらにオープンソースコミュニティとセキュリティ研究コミュニティの連携促進に努めてきました.今後は,研究者が自由に議論し,新しいアイデアを生み出せる場をさらに充実させるとともに,若手研究者の育成や国内外での研究発信を支える仕組みづくりに貢献したいと考えています.これまでの経験を活かし,本会が技術と人材の両面で発展するよう,微力ながら尽力致します.

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■理事B

鵜林 尚靖 (UBAYASHI, Naoyasu)(広島大 1982卒) 早稲田大学理工学術院国際理工学センター 教授

※調査研究運営委員会からの推薦

[略歴] 筑波大学修士課程,東京大学博士後期課程修了.博士(学術).東芝,九州工業大学を経て2010年に九州大学大学院システム情報科学研究院教授.2024年より現職,九州大学名誉教授.専門はソフトウェア工学.本会では,ソフトウェア工学研究会主査を務める.2003年山下記念研究賞.2025年コンピュータサイエンス領域功績賞.本会フェロー.
[抱負] 現在,情報技術は大きな変貌を遂げつつあります.特にAI技術の急速な進展により,情報技術のあらゆる分野が変革の真っただ中にいます.私の専門分野であるソフトウェア工学においても,AIによるプログラムの自動生成や自動修正といった技術が主要な研究トピックとなっています.これは,かつては夢物語に過ぎなかったことです.今後の社会は,AIの存在を抜きに語ることはできません.その一方で,「人間とAIはどのような関係を築くべきか」「AI社会において人間はどのようにすれば幸福に働けるのか」といった社会的課題に対しては,私たち自身がこれから答えを見つけていかなければなりません.本会が果たす役割は,これまで以上に重要になってきたと言えるでしょう.私は企業に約20年間在籍した後,大学にて研究および教育活動に従事してまいりました.また,専門分野におけるコミュニティ活動,国際会議の運営,論文査読などにも長年関わってきました.こうした経験を踏まえ,本会の活動に少しでも貢献できればと考えております.

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■理事B

戸田 智基 (TODA, Tomoki)(名古屋大 1999卒) 名古屋大学情報基盤センター 教授

※調査研究運営委員会からの推薦

[略歴] 2003年奈良先端大・情報科学・博士後期課程修了.博士(工学).日本学術振興会特別研究員-PD,奈良先端大・情報科学にて助教,准教授を経て,2015年9月より現職.音メディア情報処理に関する研究に従事.本会では音声言語情報処理研究運営委員会主査などを歴任.本会2012年喜安記念業績賞受賞.
[抱負] 人工知能技術の劇的な進展は,社会に大きな変化をもたらしており,情報処理に関する研究・教育活動が果たすべき役割は,より一層重要性を増しています.次々と生まれる新たな課題に対して迅速な研究展開が求められる一方で,人工知能技術の発展に大きく寄与したニューラルネットワーク研究の歴史が示すように,将来を見据えた基礎研究に継続的に取り組むことも不可欠です.私はこれまで,主として音を対象としたメディア知能情報処理の研究に従事し,当該分野における国際的な研究活動および学会活動を進めてまいりました.これらの経験を活かし,期待が高まる情報処理研究分野のさらなる発展に貢献できるよう,一層尽力していく所存です.

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■理事D

寺田 努 (TERADA,Tsutomu)(阪大 1997卒) 神戸大学大学院工学研究科 教授

※理事会からの推薦

[略歴] 1999年阪大・工・修士修了.博士(工学).現在,神戸大学大学院工学研究科教授.NPO法人ウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事,NEC研,三菱先端研,ATR,JSTさきがけ等の研究員を兼任.ウェアラブル・ユビキタスコンピューティングの研究を推進.山下記念研究賞,長尾真記念特別賞,2022年情処論文賞等120件の受賞.
[抱負] 機械学習技術やウェアラブル技術の発展は,コンピュータ分野に閉じた話でなく,我々の生活に極めて強力な影響を与えています.このような状況では情報処理に関する研究も効率や性能を追求するのではなく,情報技術と人間の心身の関係を含めて社会に与える影響を考慮する必要があり,そのためにはさまざまな分野との連携をはかりながら長期的なビジョンをもって情報技術の未来を示していかなければなりません.情報技術の浸透は正負両面の効果を生むため,情報技術は「いいもん」であることを積極的に発信する取り組みも必要であると考えます.本学会が社会における「情報処理」の受容性を高め,人々への情報処理技術の普及啓蒙を加速すべく,理事として推薦頂きました.これまで私は本学会で10研究会において主査・幹事・運営委員を務め,学会発展に向けて長期的かつ迅速に活動できます.また,私はNPO法人理事や地域での情報提示システムの実運用に携わるなど,情報技術を社会に浸透させるための取組みを多数行ってきました.これまでの活動の経験を活かし,情報処理学会の発展に貢献したいと考えています.

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■理事D

大内 一成 (OUCHI, Kazushige)(早大 1996卒) (株)東芝Nextビジネス開発部イノベーション事業推進室 シニアフェロー/プロジェクト推進部 シニアマネジャー

※理事会からの推薦

[略歴] 1998年早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻修了.同年東芝入社.ウェアラブル/ユビキタス状況認識技術とそのHI応用に関する研究・製品開発に従事.本会フェロー.理事,UBI研究会主査,インタラクション2018大会委員長など歴任.長尾真記念特別賞,山下記念研究賞など受賞.博士(工学).
[抱負] 2017-18年度に総務理事として本会の運営業務全般と,会員数確保などの課題に対する施策の立案・推進を経験させていただきました.その後,2019年度から5年間,北京にある東芝中国研究所の所長として,中国市場向け情報処理関連技術の研究開発およびその成果を活用した新規事業の立上げなどに中国人研究者・技術者らと一緒に取組みました.現在は中国での経験も活かし,スピード感を重視しながら複数の新規事業の開発を推進しています.本会の継続的な発展には,長期的な経営の視点から新たな施策を立案,実行し,改善していくことが肝要と考えています.また,グローバル化においては中国計算機学会(CCF)との連携強化も今後の課題の一つと聞いています.企業での研究開発マネジメント,海外駐在などの経験を活かして,本会の中長期的に安定した経営,産官学の連携,グローバル化などに貢献できればと考えております.

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